トールマン・ハートTG184

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チェコットは元2輪WGPチャンピオンに2度輝いた経歴の持ち主だ。F1フル参戦は2年目で、83年のセオドールでは1ポイントを獲得している。予選ではセナに2度勝っているが、TG183BからTG184に変わると予選順位が引き離されていった。だが第10戦イギリスGPの予選中に両足を骨折してそのままF1から去っていった。TG184はロリー・バーンの設計。183Bよりサイドポンツーンが長くなっていて、フォワードウィングは継承された。エンジンは非力なハート直4ターボだが、軽量で燃費は良かった。

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