ウルトラセブン〈1999 FINAL CHAPTER〉空飛ぶ大鉄塊

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 「ウルトラセブン1999最終章6部作」の第2作目。「20年前、子どもだったサトミ隊員が敬愛していた辺見のおじさんの正体は、地球に漂着したキュルウ星人だった。彼はサトミ隊員の父の協力のもと、故郷に帰る宇宙船を作るため、設計図の一部を空想科学小説『空飛ぶ大鉄塊』として出版したが、地球侵略を目論むガロ星人がその設計図に気づいた。その設計図をもとにガロ星人は大鉄塊を組み立てるが、肝心のコントロール装置を作れない。『空飛ぶ大鉄塊』の下巻に設計図があると考えたガロ星人は、出版社の社長の娘であるサトミ隊員に接触してきた。」以上があらすじですが、基本的にはサトミ隊員物語であり、彼女のパーソナリティの披露が主眼の筋立てになっています。特質すべき点は2つ。まず、辺見のおじさんを演じた赤星昇一郎氏の醸し出す雰囲気は独特であり、それゆえ異星人同士の交流となったお互いの正体をシルエットにしてモロボシ・ダンと対話するシーンは、見ごたえがあったこと。そして、DVDケースの画像にあるのでわかると思いますが、なんといっても大鉄塊の造形が素晴らしいことですかね。
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