【1989/03/24】横浜博覧会記念郵便切手

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横浜博覧会を記念して、平成元年3月24日(金)に60円郵便切手が発行されます。
横浜博覧会は、平成元年3月25日から10月1日までの191日間、「宇宙と子供たち」をテーマに、横浜市で開催されます。
この博覧会は、横浜市が今年で市政100周年、横浜港開港130周年を迎えることを契機に、横浜の歴史的意義を確認するとともに、来るべく21世紀の望ましい姿を希求し、また姉妹都市・友好都市をはじめ、海外の国々、人々との交流の促進を図り、国際文化・情報都市横浜の姿を広くアピールし、経済及び文化の発展に貢献することを目的としています。
意匠に取り上げた横浜絵は、芳虎作の「魯西亜婦人港嵜遊覧」の一部をレイアウトしたものです。背景に描いた美術館は、横浜市美術館で、会場内に建設されています。
横浜絵とは、江戸時代末期、鎖国から開国へと転換期を迎えるに伴って開港された横浜港を通じ、日本へ入ってきた外国人や異国の風俗習慣を主として画題とした浮世絵のことをいいます。
芳虎は、歌川国芳の門人で、最も多く横浜絵を描いた絵師であり、本姓を永島、俗称を辰五郎といい、錦朝桜、一猛斎、猛斎、孟斎と号します。

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