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文献の部

ここでは古文銭収集を行う上で、実用的な書籍コレクションを紹介します。時間ができたら、古文銭研究史(古文銭収集史)上重要な書籍についても紹介していきたいと思います。

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    『東洋古銭図録(古文銭之部)』穴銭堂, 増尾富房編,1989

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    『中国銭史話』中島忍, 2019

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    『半両銭逍遥』横地真一, 2006

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    『五銖興趣』横地真一, 2009

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    『中国銅銭の世界』宮澤知之, 思文閣出版, 2007

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    『貨幣の中国古代史』山田勝芳, 朝日新聞社, 2000

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    『古文銭クラブ例会100回記念資料集』古文銭クラブ, 2010

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    『中国国家博物館館蔵文物研究叢書 銭幣巻』上海古籍出版社, 2017

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    『春秋戦国時代青銅貨幣の生成と展開』江村治樹, 汲古書院, 2011

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    『上海博物館蔵銭幣・先秦銭幣』上海書画出版社, 1994

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    『燕下都東国貨幣聚珍』石永士ほか, 文物出版社, 1996

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    『先秦貨幣通論』黄錫全, 紫禁城出版社, 2001

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    『先秦貨幣文字編』吴良寶, 福建人民出版社, 2006

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    『標準 篆刻書字典』牛窪梧十, 二玄社, 1987

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    『東洋古銭図録(古文銭之部)』穴銭堂, 増尾富房編,1989

    <概要>
    この書籍は所謂「価格図譜」です。1989年当時の古文銭価格をバラエティごとに掲載しています。掲載された価格は実勢価格とかけ離れてはいますが、どんなものがレアなのかをざっくり知ることができます。

    <メリット>
    ・書籍が安価かつ、入手しやすい
    ・ざっくりバラエティがわかる
    ・ざっくりレア度がわかる

    <デメリット>
    ・借拓が多くみにくい
    ・価格が現在と異なる
    ・銭文の読みが現在と異なる(旧称が多い)
    ・各古文銭について解説がない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『中国銭史話』中島忍, 2019

    <概要>
    この書籍は、古文銭に限らず中国銭を歴史と結び付けて記載した入門書のようなものです。中国銭に興味はあるけどよく歴史を知らない、といった方はまず読んでみてもいいかもしれません。月刊『収集』が一枚かんでいるので、書信館出版社のサイトやコインイベントなどで入手できるかと思います。

    <メリット>
    ・書籍が安価かつ、入手しやすい
    ・中国銭の歴史がざっくりわかる
    ・古文銭以降(清の穴銭まで)も掲載されている

    <デメリット>
    ・概要なので、掲載されるコインの種類が少ない
    ・古文銭の情報が古い?(個人的には諸説載せてほしい)

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『半両銭逍遥』横地真一, 2006

    <概要>
    約1,400点もの半両銭拓が掲載されています。細かく調べたい方にお勧めです。ただし、細かく知るにつれ分類が悩ましくなります。著者も後書きで「編集して思ったこと、半両銭を多く集めない」と開き直っています。ご注意ください。

    <メリット>
    ・半両銭に特化した珍しい本
    ・とにかく多くのバラエティが掲載されている

    <デメリット>
    ・書籍が300部発行と少なく入手しにくい
    ・拓の印刷がつぶれていてみにくい
    ・著者も分類に限界を感じている状況なので読むと混乱する可能性あり
    ・レア度の位付けはされていない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『五銖興趣』横地真一, 2009

    <概要>
    五銖関連の拓が約1,500点掲載されています。単なる「五銖」だけではなく永安五銖や亀茲五銖なども掲載されています。『半両銭逍遥』のときも分類に苦しんだ著者ですが、五銖銭では更に苦しんでいます。この書籍を読んでも明確に五銖銭を分類できるようになるわけではないのでご注意ください。

    <メリット>
    ・五銖銭に特化した珍しい本
    ・とにかく多くのバラエティが掲載されている
    ・亀茲五銖や南漢桂州五銖などの五銖も掲載されている

    <デメリット>
    ・書籍発行が300部と少なく入手しにくい
    ・拓なので色合いなど雰囲気がわからない
    ・著者も分類に限界を感じている状況なので、読むと逆に混乱する可能性あり
    ・レア度の位付けはされていない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『中国銅銭の世界』宮澤知之, 思文閣出版, 2007

    <概要>
    中国古代貨幣経済の「ザ・教科書」といった感じです。貨幣経済の歩みをざっくり知ることができます。古文銭についても100ページ以上のボリュームです。一般書ですので、比較的容易に購入できるかと思います。

    <メリット>
    ・入手しやすい
    ・古代中国貨幣経済がざっくりわかる

    <デメリット>
    ・経済史なので細かい分類などは掲載されていない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『貨幣の中国古代史』山田勝芳, 朝日新聞社, 2000

    <概要>
    中国古代貨幣経済の「ザ・教科書」のようなものになります。内容は別途紹介している『中国銅銭の世界』をより詳しくした感じです。一般書ですので、比較的容易に購入できるかと思います。

    <メリット>
    ・入手しやすい
    ・古代中国貨幣経済がざっくりわかる

    <デメリット>
    ・経済史なのでコインの細かい分類などについては詳しく掲載されていない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『古文銭クラブ例会100回記念資料集』古文銭クラブ, 2010

    <概要>
    古文銭の拓本集になります。拓自体はきれいで、バラエティも多く掲載されています。古文銭コレクター向けの日本語書籍は貴重です。しかし、この書籍自体も発行部数が少なく貴重です…。とりあえず見つけたら「買い」でよいのではないでしょうか。

    <メリット>
    ・拓がきれい
    ・バラエティ紹介が多い
    ・現在の名称に加え、旧称・俗称も併記している
    ・2010年発行と比較的記載情報が新しい

    <デメリット>
    ・発行数が100部であり、入手しにくい
    ・拓のみで色合いなどはわからない
    ・レア度の位付けはない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『中国国家博物館館蔵文物研究叢書 銭幣巻』上海古籍出版社, 2017

    <概要>
    博物館所蔵の古文銭をフルカラー写真で掲載しています。日本ではお目にかかれないレアな銭文の貨幣も掲載されています。また、各古文銭の分類についても(中国語ですが)掲載されており、非常に有用な書籍と思います。古文銭は「先秦」上下、「秦-五代」の三冊かと思います。価格は数万円します。私のような一般人がこの本を購入するには、古文銭自体の購入と天秤にかける必要があります。

    <メリット>
    ・美品をフルカラー掲載している
    ・発掘品の掲載も多く信頼できる
    ・2017年発行と比較的記載情報が新しい

    <デメリット>
    ・中国語である
    ・高価である
    ・入手しにくい(新しいのでまだ入手しやすい方ではある)

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『春秋戦国時代青銅貨幣の生成と展開』江村治樹, 汲古書院, 2011

    <概要>
    春秋戦国時代に発行された刀幣、布幣、円銭について詳しく書かれた書籍になります。考古学的成果も参考にしながら、各古文銭の流通時期・範囲などを検討しています。このような内容を日本語で詳しく書かれた書籍は珍しいと思います。一般書籍とはいえ論文集に近く少々お高いですが、とても参考になる一冊です。

    <メリット>
    ・各古文銭の流通時期・範囲など詳細に検討している
    ・考古学的成果も多く掲載している
    ・多くの学説、参考文献を紹介している
    ・一般書?なので比較的入手しやすい

    <デメリット>
    ・少々高い
    ・論文集に近く文字メイン。古文銭自体の写真は少ない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/6/3

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    『上海博物館蔵銭幣・先秦銭幣』上海書画出版社, 1994

    <概要>
    とにかく拓がきれいです。ただ眺めるだけでも面白いです。中国書籍と言っても解説は一切なく、700ページにわたって拓が延々と掲載されているだけですので問題ありません(?)。ただ、円銭の拓は控えめです。

    <メリット>
    ・拓がきれい
    ・同じ銭文でも多くの拓を掲載

    <デメリット>
    ・解説が一切ない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/5/30

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    『燕下都東国貨幣聚珍』石永士ほか, 文物出版社, 1996

    <概要>
    燕の地域で発掘された貨幣に関する書籍です。特に刀幣、明刀の拓掲載が多く、参考になります。ただし、拓は非常に粗いです。
    解説もあるにはありますが、重量などの属性記載が多くなっています。

    <メリット>
    ・明刀の拓掲載が多い

    <デメリット>
    ・拓が粗い
    ・銭文などの解説がほぼない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/6/3

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    『先秦貨幣通論』黄錫全, 紫禁城出版社, 2001

    <概要>
    その名の通り、先秦貨幣について一通り解説している本になります。中国語ですので読むのに苦労はしますが、解説はかなり参考になります。

    また、布幣、刀幣に関して、貨幣に記された文字をそのまま書いたものと、現代の漢字(推定)を並べて記載した一覧表があり、とても便利です。私も刀幣の銭文を調べる際よく利用します。ほかにも出土地一覧表などがあり、研究面でも非常に有用な書籍かと思います。

    <メリット>
    ・先秦貨幣全般がよくわかる
    ・銭文一覧表がついていて便利

    <デメリット>
    ・中国語である

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/6/3

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    『先秦貨幣文字編』吴良寶, 福建人民出版社, 2006

    <概要>
    先秦貨幣の拓を文字ごとに分け、まとめた本です。同じ漢字でも、様々な書体があることがわかります。

    問題は検索がとても難しい点です。現代漢字の画数検索のみの上、比定された漢字がおかしいものも多々あります。パラパラめくって楽しむ分にはいいですが、調べものには向いていないかもしれません。

    <メリット>
    ・様々な書体の同一漢字がわかる

    <デメリット>
    ・検索しづらい
    ・中国書籍

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/6/3

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    『標準 篆刻書字典』牛窪梧十, 二玄社, 1987

    <概要>
    篆書の辞書です。画数・部首検索だけではなく、音訓からの検索もでき便利です。ただし、あくまでも篆刻用の辞書で書家の方の利用を目的とした本のため、古文銭の文字とは若干異なります。ご注意ください。

    初版は1987年ですが、2015年時点で37版まで発行されています。ロングセラー品と言えます。

    <メリット>
    ・ざっくり篆書がわかる

    <デメリット>
    ・古文銭の銭文というわけではない

    #古文銭 #古文銭文献

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    • 登録日:2020/6/3

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