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五銖銭の部②(三国五銖~)

三国時代(魏呉蜀)以降、戦乱が続き貨幣経済は滅茶苦茶になります。各国は独自の貨幣を発行しますが良質な貨幣は少なく、多くがインフレを引き起こすような名目貨幣でした。このため、結局五銖銭が貨幣の中心であり続けます。しかしその五銖銭もインフレの中どんどん粗悪化が進んでいたので、実質は布(布帛)や物自体が交換経済の中心となっていたと思われます。 三国時代以降の五銖銭は、上述のような理由で粗悪品だらけで、実質分類不能な状態です。中国内では発掘報告をもとに五銖銭をどんどん細分化してはいますが、書体で分類しているわけではありません。「この時代の墓からこんな五銖銭が出てきたよ」と言っているだけです。正直、どの中国書籍を読んでも五銖銭の形状だけで分類できるとは思えません。 日本でも三国時代以降の五銖銭は昔から多くの名称で分類してきました。例えば「曹魏五銖」(曹魏)、「沈郎五銖」(東晋)、「稚銭五銖」(梁?)、「六朝五銖」(三国以降・私鋳?)というものがありますが、これらは明確に区別できないと思います。当時もごちゃまぜで使用されていた気がします。…本当に五銖銭は悩ましいです。 しかし、「分類できない=掲載しない」というのもアレですので、とりあえず「称:○○五銖」や「俗:○○五銖」など、購入時の注意書きなどを残した形で掲載しておきたいと思います。いつかきれいに分類できることを祈ります。 なお、「直百五銖」や「永安五銖」など「五銖」以外の文字が入った貨幣は別項に記載します。わかりにくく申し訳ございません。

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    三国・六朝五銖_称:曹魏五銖_0450

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    三国・六朝五銖_称:三国五銖_1743

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    三国・六朝五銖_称:三国五銖_背穿三星、右二星_1741

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    三国・六朝五銖_称:三国~稚銭五銖_1746

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    三国・六朝五銖_称:三国~稚銭五銖_伝形_1749

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    三国・六朝五銖_称:三国~稚銭五銖_伝形_1750

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    三国・六朝五銖_五金_伝形_0797

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    三国・六朝五銖_両柱五銖_0686

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    三国・六朝五銖_五五_0904

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    三国・六朝五銖_称:稚銭五銖_五圭_0845

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    三国・六朝五銖_背四道_0731

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    三国・六朝五銖_1365

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    三国・六朝五銖_称:沈郎五銖_0536

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    三国・六朝五銖_貧乏五銖_1443

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    西晋五銖_背「二」陰文_1833

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    西晋五銖_背「十四」陰文_1699

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    称:南斉五銖_0727

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    梁鉄五銖_上下横文_背四道_1595

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    梁鉄五銖_五中横文_背四道_1425

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    五銖_両面銭_0614

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    内郭五銖_天監五銖?_両柱五銖_1585

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    内郭五銖(天嘉五銖)_0606

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    陳五銖(女銭五銖)_0624

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    北魏五銖(永平五銖)_0367

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    置様五銖_0634

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    隋五銖_1021

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    白銭五銖_1444

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    隋鉄五金_1742

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    亀茲五銖_0607

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    南漢桂州鉛銭_「五五■■」_1719