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貝貨・蟻鼻銭の部

「貝貨」は文字通り貝でできた貨幣です。多くの場合、インド洋~西太平洋南方に生息する「タカラガイ(子安貝)」が使用されています(他にも淡水貝、石、土、骨をタカラガイに模したものがあります)。 タカラガイは希少性・耐久性・形の斉一性から、新石器時代より大量に使用されてきました。そのため「貝貨」は世界でもいち早く登場した貨幣とも呼ばれます。 しかしその一方で、「貝貨」が本当に貨幣の機能を持っていたかは疑問視されてもいます。タカラガイは呪術、宝飾、贈与交換の用途に限定して用いられたという説もあります。特に日本の研究者は「貝貨」を貨幣と見ることに否定的な気がします。 次に「蟻鼻銭」ですが、小さく形状がアリの頭に似ていることからこの名がつけられました(当時そう呼んでいたかは定かでない)。また、楚の貨幣とされるため「楚貝貨」とも呼ばれています。古くより貝の形を模しているとされますが、「貝貨」から形状の連続性は見いだせないように思います(小孔くらい?)。なお、「蟻鼻銭」は銭文が陰文で記されるという他の貨幣にはない特徴があります。

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    原貝化貨_0549

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    石貝貨_0550

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    石貝貨_1044

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    骨貝貨_1043

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    無文銅貝_0906

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    蟻鼻銭_「巽」(鬼)_0352【+解説】

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    蟻鼻銭_「巽」(鬼)_増画_0962

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    蟻鼻銭_「君」_0783

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    蟻鼻銭_「各六朱(圣朱)」_1102

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    蟻鼻銭_「行」_0525

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    蟻鼻銭_「十化(斤)」_1829