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パンサーエイリアン
当館ではお馴染みの、どこかひょうきんな90年代ケナー製エイリアン。こちらは豹に寄生した設定のモデル。他の物に比べても正統派デザインで、映画3作目の犬タイプに通ずる格好良さ。 前脚と連動して首が下がり、背中から寄生生物を発射するギミックあり。(写真5) この翼の生えたチェストバスターのような寄生生物(写真6)が、いったいどのような設定なのかがとても気になるが、輸入販売を手掛けていた野村トーイの翻訳では単に「ミサイル」とされており(写真8)、やはり今回も全く愛が感じられないローカライズとなっている。(図解が逆さまだし・・・)
ケナー 洋画 エイリアン 1994塚原ユズル
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タランチュラエイリアン
90年代ケナー製クモ型エイリアン。 原語ではALIEN ARACHNID(Arachnid=クモ類)という名称だが、あまり一般的ではない単語のせいか日本では「タランチュラ」とされている。そして毎度の事ながら虫にどうやって寄生するのかが謎。 胴体後部にあるレバーで「かぎつめ」を開閉させる事が出来る。また、頭部は中空の軟質素材で出来ており、スポイト式の水鉄砲となっているのだが、頭部形状のモチーフが何なのかが分かっていての事なのだろうか・・・?
ケナー 洋画 エイリアン 1994塚原ユズル
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キラークラブ
90年代ケナー製エイリアンシリーズの1体。 「KILLER CRAB ALIEN」という名前から察するにカニを宿主にしたエイリアンのようだが、カニらしさはハサミくらいにしか見当たらない。なのでカニでは無く「キラークラブ」という全く別の生き物かも知れない。 そう考えると、これまで「サイエイリアン」、「カマキリエイリアン」としておきながらも「カニエイリアン」にしなかった和名にも納得が行く。しかしながら日本語ローカライズの際に貼り付けられたシールでは「キラークラブ」としか書かれておらず、「エイリアン」の文字が一切無い辺りで結局モヤモヤするのだが・・・。英語が読めないと最早エイリアンシリーズなのかも分からず、今更ながら心配になる。 ギミック的には胸から2匹のチェストバスターをスプリングで発射するという、当シリーズとしては比較的シンプルな物を搭載している。そもそもエイリアンの胸からチェストバスターが飛び出すのは謎仕様なのだが、暴発しやすい上に、結構な威力があるので、かなり心臓に悪い。正にチェストバスター。 そしてこのギミック解説の和訳が「チェストバスター」の事を「ミサイル」と書いている辺りで、やはりローカライズ担当者の適当さが今回も窺い知れる。
ケナー 洋画 エイリアン 1994塚原ユズル
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フライング クイーン エイリアン
コウモリ風の翼が生えたクイーンエイリアン。背中のレバー操作で翼を羽ばたかせる事が出来る。また、足の爪が開閉するが、左足の方にだけバネが仕込まれており、がっしりと物を掴む事が可能。 玩具オリジナル商品で、これが初出のはずだが、パッケージには「ついに出た!」と、いかにも待望のアイテムのように書かれている。
ケナー 洋画 エイリアン 1994塚原ユズル
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フェース ハッガー
シリーズ中で唯一、スケールが違うエイリアンの幼体。しかし、宣材写真では宇宙海兵隊のフィギュアと絡めていたりする。脚は開閉、尾には牽引ロープ的な遊びができるギミックがある。 それ以前から日本国内では「フェイスハガー」と表記されるのが一般的だったが、この日本語版パッケージでは「フェース ハッガー」となっている。裏の商品ラインナップ欄では「リプリー」が「リプレー」と表記されているなど、輸入販売をしていた野村トーイの担当者の人物像が垣間見える。
ケナー 洋画 エイリアン 1994塚原ユズル
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スネーク エイリアン
ヘビ(コブラ?)に寄生して誕生したエイリアン。胴体はベンダブル仕様。歯牙が飛び出す伝統のギミック付き。1994年のケナー社製。 前アソートまではシール貼付によるローカライズだったが、この頃から日本語カードになる。「巻きつき噛みつくヘビーな恐怖」という、原作イメージを無視した、むしろライトな駄洒落キャッチコピーから、当時、輸入販売していた野村トーイの戸惑いや、迷走が感じられる。
ケナー 洋画 エイリアン 1994塚原ユズル
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バービー
1959年発売の初代バービーの発売35周年を記念して1994年に復刻した物。 それでも20年以上経つとヤケなどが出てビンテージ感有り。
バービー マテル 1994塚原ユズル