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死霊 9章/埴谷雄高
1995年12月20日発行 全12章予定で、何度かの空白を挟んで、死の直前まで9章までを書き継ぎました。 未完といわれていますが、添付動画によれば、完成したということのようです。 https://youtu.be/qXB8RrWhN-0
書籍 講談社 1900円 1996年ts-r32
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死霊 8章/埴谷雄高
1986年11月20日発行
書籍 講談社 1200円 芳林堂書店 高田馬場店ts-r32
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死霊 7章/埴谷雄高
1984年11月26日発行
書籍 講談社 1300円 芳林堂書店 高田馬場店ts-r32
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死霊 6章/埴谷雄高
1981年9月8日発行
書籍 講談社 1000円 芳林堂書店 高田馬場店ts-r32
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死霊 1章~5章/埴谷雄高
1976年4月22日発行 ほぼ全編が、物語でなく観念的議論によって進行する世界文学史においても未曾有の形而上学的思弁小説。 学生時代にハマり、朝読み始めて、気が付くと夕方になってたなんてことも。
書籍 講談社 1700円 芳林堂書店 高田馬場店ts-r32
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羊男のクリスマス/村上春樹
1985年11月25日発行 68ページからなる絵本。絵を担当した佐々木マキは、本作品以前に「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」、「カンガルー日和」のイラストを担当。この作品では、各ページの見開き右側に村上春樹の文、左側に佐々木マキの絵があり、物語形式の文章構成になっています。 あらすじ ある暑い夏の日、羊男は「聖羊祭日までにクリスマスソングを作曲する」お仕事を依頼されます。喜んで引き受けた羊男ですが、9月になっても11月になっても全く曲をつくれません。困った羊男は羊博士に相談したところ、原因は「去年の聖羊祭日に穴の開いたドーナツを食べた」からとのこと。そのために羊男は「クリスマスソングを作曲できなくなる呪い」にかかってしまったそうなのです。呪いを解くために羊男は穴の開いていないドーナツを持って羊博士に言われた通り庭に掘った穴に落ちるのですが・・・ 登場するキャラクター 羊男 全身羊の毛皮の衣装を被った男。 羊男は他の村上作品にも出てきます。「羊をめぐる冒険」では大いに活躍します。正体は不明だし、人間なのかも分かりません。この絵本の中では「羊男協会」なるものがあり、「羊男学校」というのもあるようです。ドーナツをつくるのがとても上手で、昼間はドーナツ屋さんで働いています。 羊博士 ドーナツが大好きな羊研究家。住んでいる家は植木は羊の形に刈り込まれていて、門柱や敷石まで何から何まで羊がモチーフになっています。 右ねじけと左ねじけ ツイストドーナツの形をした顔の兄弟。お兄さんは左側にねじれていて地下の世界の門番をしています。弟は右側にねじれています。ねじれる方向が真逆なので性格も全く違いまが、2人ともねじれた性格です。 双子の208と209 「1973年のピンボール」にも出てくる208と209の番号の付いたTシャツを着た双子の少女。 海ガラスの奥さん 海の近くの崖の上に住んでいて、ちょっと意地悪な奥さんです。 なんでもなし 恥ずかしがり屋の男の子。名前もないようですが、やさしくて羊男に助言をくれます。 聖羊上人(せいひつじしょうにん) 2500年前のクリスマスイブに深さ203メートルの穴に落ちて死んでしまった小さな老人。
書籍 講談社 1200円 1985年ts-r32
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アフターダーク/村上春樹
2004年9月7日発行 村上春樹の11作目の長編小説。装丁は和田誠。写真は稲越功一。 ニューヨーク・タイムズのブック・レビューにおける「2007年注目の本」の小説部門ベスト100に、本書の英訳版が選出されました。 登場、引用する文化・風俗 カーティス・フラー、ベン・ウェブスター、「アルファヴィル」、ホール・アンド・オーツ、「雪が降る」、「ある愛の詩」、ソニー・ロリンズ、スガシカオ
書籍 講談社 1400円 2004年ts-r32
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スプートニクの恋人/村上春樹
1999年4月20日発行 村上春樹の長編小説。 登場、引用する文化・風俗等 ジャック・ケルアック、グレゴリー・ペック、パワーブック、ミッソーニ、ジャン=リュック・ゴダール、グルーチョ・マルクス、フランツ・リスト「ピアノ協奏曲第1番」、「007 ロシアより愛をこめて」、「ワイルドバンチ」
書籍 講談社 1600円 1999年ts-r32
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アンダーグラウンド/村上春樹
1997年3月20日発行 村上春樹のノンフィクション文学作品。カバー写真は稲越功一。 1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件の被害者やその関係者に、自身がインタビューを行ったものをまとめた作品。
書籍 講談社 2500円 1997年ts-r32
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やがて哀しき外国語/村上春樹
1994年2月25日発行 村上春樹のエッセイ集。表紙及び挿絵は安西水丸。 講談社のPR誌「本」(1992年8月号 - 1993年11月号)に連載されたコラム「人はなぜ走るのか」をまとめたもの。米国のプリンストン大学に客員研究員として滞在していた約2年間の出来事と所感が主な内容。
書籍 講談社 1400円 1994年ts-r32
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国境の南、太陽の西/村上春樹
1992年10月12日発行 村上春樹の7作目の長編小説。 1991年にプリンストンで執筆した「ねじまき鳥クロニクル」から分離させた3つの章が本書の元となっています。 登場、引用する文化・風俗 「国境の南」、トヨタ・コロナ、「BRUTUS」、チャーリー・パーカー、「アラビアのロレンス」、ジョルジュ・スーラ 、メルセデス・ベンツ・260E
書籍 講談社 1500円 1992年ts-r32
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遠い太鼓/村上春樹
1990年6月25日発行 村上春樹の旅行記。 1986年の秋から1989年の秋までの3年間、主にイタリア・ギリシアなどヨーロッパに滞在した日々が綴られています。この期間に、「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」の2つの長編小説を執筆しました。また、短編集「TVピープル」を書き上げ、ポール・セローの「ワールズ・エンド」、C・D・B・ブライアンの「偉大なるデスリフ」、スコット・フィッツジェラルドの「リッチボーイ」などの翻訳作品も手掛けました。
書籍 講談社 1500円 1990年ts-r32
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ダンス・ダンス・ダンス(下)/村上春樹
1988年10月24日発行 村上春樹の6作目の長編小説。表紙の絵は佐々木マキ。 作中の「僕」は「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」の主人公と同一人物。前3作に比べて、活字の量・物語性が増しています。高度資本主義への社会批判、空虚感と孤独感が本書の特徴とされています。 登場、引用する文化・風俗 ジェファーソン・エアプレイン、ジェネシス、アル・マルティーノ、トーキング・ヘッズ、サマータイム・ブルース、「シャフトのテーマ」、カウント・ベイシー、「ハングリー・ハート」、フランツ・シューベルト「ピアノ三重奏曲第2番 作品100」、キース・ヘリング、ダンキンドーナツ、トヨタ・カローラ・ スプリンター、バージニア・スリム、ル・コルビュジェ、パブロ・ピカソ、T・S・エリオット、三菱・ランサー、イザベル・アジャーニ、ニキ・ラウダ、ビョルン・ボルグ、シェーキーズ
書籍 講談社 1200円 1988年ts-r32
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ダンス・ダンス・ダンス(上)/村上春樹
1988年10月24日発行 村上春樹の6作目の長編小説。表紙の絵は佐々木マキ。 作中の「僕」は「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」の主人公と同一人物。前3作に比べて、活字の量・物語性が増しています。高度資本主義への社会批判、空虚感と孤独感が本書の特徴とされています。 登場、引用する文化・風俗 ジェファーソン・エアプレイン、ジェネシス、アル・マルティーノ、トーキング・ヘッズ、サマータイム・ブルース、「シャフトのテーマ」、カウント・ベイシー、「ハングリー・ハート」、フランツ・シューベルト「ピアノ三重奏曲第2番 作品100」、キース・ヘリング、ダンキンドーナツ、トヨタ・カローラ・ スプリンター、バージニア・スリム、ル・コルビュジェ、パブロ・ピカソ、T・S・エリオット、三菱・ランサー、イザベル・アジャーニ、ニキ・ラウダ、ビョルン・ボルグ、シェーキーズ
書籍 講談社 1200円 1988年ts-r32
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ノルウェイの森(下)/村上春樹
1987年9月10日発行 村上春樹の5作目の長編小説。自身で装幀を手がけました。 主人公が神戸市出身であること、大学に入学した年が1968年であること、東京の私立大学で演劇を専攻していること、主人公が入っていた寮が和敬塾をモデルにしていることなどから、「自伝的小説」と見られることもありますが、本人はこれを否定しています。 登場、引用する文化・風俗 ホンダ・N360、「グレート・ギャツビー」、F・スコット・フィッツジェラルド、エウリピデス、ハンフリー・ボガート、「グリーン・ホーネット」、「性的人間」、アップル・レコード、「卒業」、「ライ麦畑でつかまえて」、ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」、DUG、セロニアス・モンク、テネシー・ウィリアムズ
書籍 講談社 1000円 1987年ts-r32