MINIATURE CAR (FORD)

MINIATURE CAR (FORD)

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1903年にヘンリー・フォードが創業。
自動車の大量生産工程、大規模マネジメントを取り入れたことで20世紀の産業史・経営史に特筆されます。
特に1913年、組み立て工程にベルトコンベアを導入し流れ作業を実現したことは有名です。
大量の自動車を早く生産できる高効率の工場設備、士気を高める高給料の工員、1台当たりの生産コストの革新的な低減を組み合わせた生産方式は「フォーディズム」の名で世界的に知られるようになりました。
オーバル型のトレードマークは1907年に導入され、「Ford」の文字はフォード社最初の主任技師C・ハロルド・ウィリスが書いたものとされています。背景の深い青色はパントーン249Cで、フィンランドの国旗と同じ色です。オーバルは幅と高さの比率が8対3の完全な楕円形で、現在のセンティニアル・オーバルは2003年に創業100年を記念して使用開始されました。
本社所在地:アメリカ合衆国ミシガン州ディアボーン
設立:1903年6月16日