Paraceraurus exsul

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近年は、三葉虫切手乱発国となったアフリカのトーゴ。以前から図案選びに統一性が無いことは分かっていましたが、今回も化石という大きな括りだけで時代も産地も分類も統一性が無い図案の採用がされています。オルドビス紀ロシアのParaceraurusが中心ですが、この種はコレクターも認める美しい種類、左側はなぜかシダ植物、この二つに化石以外の共通性がいくら考えても想像できませんでした。タブ部にもモロッコのレドリキアと硬骨魚類の状態の素晴らしい化石が採用されています。年を追う毎に額面の数字が増えていてインフレが速いペースで進んでいる事も気になります。

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    trilobite.person (orm)

    2021/07/10 - 編集済み

    アフリカの一部の国の変な切手シリーズ、色々な意味で面白くて好きです。レドリキアの下の硬骨魚は新生代のGreen river fmのPriscacaraっぽく見えますね。カンブリア紀とオルドビス紀の三葉虫、(多分石炭紀の)シダ植物、新生代の魚類と、時代を大きく跨ぐ斬新な組み合わせ。何も背景を知らない人がこの切手を見たら、その裏にある(ないですが)意図に暫く長考してしまいそうです。

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      Trilobites

      2021/07/11 - 編集済み

      トーゴに訪れる観光客がコロナ前にも、どれ程か分からないですが、失礼ながら有力な観光地は無さそうですから、当国に縁もゆかりも無い化石の切手は選択するだろうかという疑問はありますので、切手収集家向けなのかもしれません。化石などというマイナーな分野の図案は少ないから、切手収集家も重宝してるだろうか、何とも判断できませんが。

      Muuseoにも遂に化石のカテゴリーが出来ましたが、「化石・貝」とは、アフリカ諸国と同じ発想に通じると、ふと感じました。

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