Shergoldia laevigata

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2015年位から見かけるようになってきたカンブリア紀、Sandu累層の三葉虫群。広西チワン族自治区のベトナムとの国境に近いエリアから産出します。この種類、登場当初はTsinania laevigataと呼ばれていた気がします。特徴的な種類が多いSanduの三葉虫の中では、直ぐに見分けが付くアサフスの仲間です。この産地の中でそれ程珍しい種類ではなく、大きさも5㎝程度の標本も見かけます。見た目だけなら後のオルドビス紀のアサフスと同じです。

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  • 最初私が見かけた時は新鮮で随分レアな種だなと思っていたのですが、そうでもなく、とりあえず今は随分出回っているようですね。それでも欠損のないサイズの良い個体となると中々ない気もします。アサフス?となるSandu産の中では、アサフスと言われてしっくりくる数少ない種かなと思います。

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      Trilobites

      2020/11/08

      この種は、Sandu累層の中では一般種だと思います。文中にも書きましたが、Tsinaniaという属名と混同している感じが見られます。見た目は完全にアサフスで、オルドビス紀から産出しましたと言っても分からないかもしれませんね。

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