Triplagnostus/Lyriaspis

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イギリスが主張する南極領では、事実上、使用ができない切手が発行されています。領有権の問題はさて置き、南極エリアでも三葉虫は産出すると見て良いです。カンブリア紀、現在の南極大陸はゴンドワナの一部を形成し、赤道付近にあったとされています。ここに登場する種類も実際に南極で報告されている種類と見て良いと思います。Agnostida(目)のTriplagnostus、Ptychopariida(目)のLyriaspisが登場していますが、オーストラリアで産出するLyriaspisが登場するという事は、オーストラリアにやはり近いとみて良いでしょう。南極産の三葉虫など市場に出てくることが無く、何時の日か収集できる日は訪れるのでしょうか。

※本当は15枚で構成されるシリーズなのですが、画像が8枚しか掲載できないため、三葉虫のみの2枚の紹介としました。

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    Trilobites

    2020/06/12

    ORM
    南極大陸の三葉虫などロマンですね。 氷に覆われていない時期は、モロッコと似た様な岩肌と砂漠だらけの環境ですから、気候さえなんとかなれば、化石は発掘に適した環境ではあると思うんですよね。最高に手つかずの環境ですから、まさに宝の山が眠っているのだろうと思います。古生代にはアフリカと近い位置ですし、例えばデボン紀の派手な種が産出しても、不思議ではありませんしね。(10月25日)

    > ORMさん  南極大陸の三葉虫、何時かは欲しいですね。露頭が凍土なので、表面の氷が無くなっている場所でも採掘は困難を極めるのでしょうかね。何らかの国際的な規約で化石等の取引はできないのでしょうから、入手は無理なんでしょうが、恐竜の発見のニュースなど幾つかは目にしたことがありますので、そのうち出てくることを期待しておきましょう。(10月25日)

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