Kayserops sp.

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一見すると一般的なMetacanthinaに見えますが、この標本は”スパイニーカイセロップス”と呼ばれる全身がツブツブに覆われたタイプの別種です。近年、少量が市場に出てきましたが数が少なく、Kayserops marocanensis n.sp.など市場では幾つかの名称が存在していて、今の時点では正式に名称が確定していないようです。モロッコのデボン紀産一般種では、ツブツブがあるタイプと無いタイプが存在する種類が比較的多く見られますが、何故かツブツブがあるタイプは圧倒的に数が少ない理由は何なのか謎であります。

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    Trilobites

    2020/08/29

    爆裂する紅伝説2013年12月28日 21:18
    Kayseropsと聞きますと、初心者のぼくは、頬トゲと尾節のトゲが長いタイプを連想しますが、こちらもなかなか迫力がありますよね。このブツブツ・タイプは20mmの小さい標本は見たことがあるのですが、これはその3倍近くありそうな大きな標本ですね!!

    2013年12月28日 21:47
    > フィロさん 【TRI-408】Kayserops megaspinaの方とは一見するとかけ離れてみえますがた粒々に覆われた姿など、共通点は多いですね。どちらの種も市場に出回る良質な標本はとても少ないですよね。本種は何故か小型の個体が多いですね。この標本の大きさは、今の所最大級だと思います。

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