Ptyocephalus yersini

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多様な形態を誇る三葉虫ですが、四角い種類は、本種やロシアの近縁種であるNiobe/Niobellaなど意外と数は少ないです。本種の防御姿勢の標本は比較的見かけるのですが、真直ぐ伸びている個体は少ないです。見た目が長方形で可愛いので、コレクターにも一定の人気がある種類です。ユタ産では珍しいカンブリア紀ではなくオルドビス紀のものです。

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  • 見事に長方形ですね。Niobeはまだ丸みがありますが、こちらはより角張っていて奇妙さが際立っていますね。防御姿勢/二つ折りの標本は比較的見かける気もしますが、綺麗に伸びた標本は中々ないように思います。良い標本をみかければ手に入れたいと思っていますが、私もまだ入手できていません。

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      Trilobites

      2020/08/11

      Square形状はNiobe系くらいしか他にないですよね。本種に関しては私も伸びた個体を求め、珍しく巣穴氏にリクエストして購入させて頂きました。永年市場を見ていても伸びた標本は入手困難と理解したので、種としての入手難易度は低くても伸びた個体の入手難易度は北米希少種と変わりないですね。

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