トミカNo.F66-1 ランチアストラトスターボGr.5

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WRC世界ラリー選手権のために生まれたランチアストラトス。楔型のベルトーネデザインとフェラーリディーノ用2.4リッターV6エンジン(ラリーにより中速域でのパフォーマンスを考慮しデチューン)をミドシップに搭載したマシーンです。WRCでは数々の成績をもたらしたものの、当時フィアットグループの傘下にあったことから高価で販売に繋がらないストラトスはWRCからの撤退を余儀なくされ、代わりに小型の131ラリーを投入することになりました。活躍の舞台をWRCに変わりGr.5とし、シルエットフォーミュラとして生まれ変わったのが、このストラトスターボです。エンジンはインジェクション化し、ターボチャージャーによる高出力化で370馬力を得ました。ゼッケン#539車はイタリアを周回する'77年のジーロデイタリアへ出場。残念ながらリタイヤしましたが、同年富士スピードウェイでのエキシビションで星野一義が搭乗して話題になりました。

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