台湾鐵路管理局 旅客列車時刻手冊 中華民国88年(1999年)

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台湾鐵路管理局 旅客列車時刻手冊 中華民国88年
表紙は1996年に登場したE1000型電車。両端が電気機関車、中間に客車を併結したプッシュプル方式。現在でも西部幹線では自強号で主力の車両として活躍しています。
この時期のダイヤでは、台湾新幹線も開業しておらず、列車種別も自強号、莒光号に加え、復興号も幹線で活躍していた時代です。
また、ローカル線では「冷気柴客」という種別が存在していました。

「柴」はディーゼル車を指します。冷気は「冷房車」で、冷房搭載した気動車列車、という意味になります。この種別は優等列車ではなく、現在でいう区間車(普通列車)のいち区分として1998年に登場しているようです。その後冷房化が進行したためか、2006年末に廃止されています。ちなみにこの冷気柴客には日本製の気動車(DR1000型)が投入されて、車両は現在でも活躍中です。

余談ですが、台湾国鉄が発行していた時刻表は、座席指定(對號車)、未指定(非對號車)の列車で掲載されるダイヤを分けているので、なれないと見づらい。そのため、列車の運行本数を大まかに把握する駅別時刻表ページが重宝します。

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