東名ハイウェイバス開業50周年グラビアなど 高速バス時刻表 2019年 夏・秋号(7月〜11月) Vol.59

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高速バス時刻表 2019年 夏・秋号(7月〜11月) Vol.59

表紙は、この号のテーマにも関連した東名ハイウェイバスで運行されているバス3台。左から新型2階建てバス、主力のハイデッカーバス、グランドリーム号
グラビア特集は、東名ハイウェイバス50周年を記念して、秘蔵写真「東名ハイウェイバス」開業当時の光景。このころの高速道路の交通量は現在の1/3とのことです。

新規開業線を3つほどピックアップしました。
・藤沢・辻堂・本厚木〜川越の「圏央ライナー川越湘南線」
・福岡〜阿蘇 の「ASOエクスプレス」
・東京〜南相馬線
です。

圏央ライナー〜号は、神奈中、東武バスウェストがそれぞれ1往復を担当。朝夕のみの運行で利用率等動向を探るのでしょうか。圏央道が拡充し都内を経由しなくてもよいメリットを活かせる路線になられるのか、注目です。

ASOエクスプレス号は、従来ありそうでなかった観光路線ですね。ポイントは、福岡空港国際線経由であることでインバウンド客向けのアクセス確保、基山パーキングエリアで高速バス同士の乗り継ぎによる長崎・佐賀方面とのルートができるところでしょうか。単独だと乗車率が見込めない分を、乗り継ぎ需要を囲い込んでいくんでしょうか。ドライバー確保が難しい時期に、需要と供給のバランスを保つ新たな戦略のこちらの動向も気になりますね。

最後に、南相馬線。いうまでもなく東日本大震災の被災エリアと首都圏を結ぶ地元では「悲願」だったでしょうか。これを執筆している時点では常磐線が開業しましたし、観光資源があると言えないエリアですので、鉄道とどのように共存していくかもこの路線ならではの課題でしょうか。

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