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愛しのローズマリー (2001/アメリカ)
原題:SHALLOW Hal 監督:ボビー&ピーター・ファレリー兄弟 出演:グウィネス・パルトロウ ジャック・ブラック ジェイソン・アレクサンダー レネ・カービー ジャンル:ロマンティック・コメディ 時間:114分 【STORY】 「きれいなヒトとだけ付き合うように」との父親の遺言を頑なに守り続け、美女を追い回しては振られる日々を送っていたハルだったが、ある日、絶世の美女ローズマリーと出会い恋が始まる。しかし、人も羨むようなビューティー&ハッピィのはずなのに周囲の反応はイマイチ・・・。なぜならそれは・・・!? 【COMMENT】 個人的にアメリカのコメディ映画とは相性がいまいちよくないのですが、この映画は別格でトップクラスの面白さです。テーマは『外見で判断せず、内面の美しさが大切』こんなに笑って、うるっときて、考えさせられて、最後には心がほっこりさせてくれる作品に仕上がっています。特に小児病棟のシーンは印象的でしたね。何度も観たくなる名作ラブコメディ映画です。91回アカデミー賞3部門受賞した『グリーンブック』で監督を務めたピーター・ファレリー作品の一つです。 【私的評価】 80/100
映画ソフト 20世紀フォックス ¥1000 (税別)take
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ソウ (2004/アメリカ)
原題:SAW 監督:ジェームズ・ワン 出演:ケイリー・エルウェス ダニー・グローヴァー モニカ・ポッター リー・ワネル ジャンル:ソリッド・シチュエーション・スリラー 時間:103分 【STORY】 老朽化したバスルームで目覚めた二人の男、ゴードンとアダム。それぞれ足首に鎖をはめられている。二人の間には自殺死体。まったく見当がつかない”状況”に散乱する。テープ・レコーダー、”再生せよ”と書かれたテープ、一発の弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。耳障りな秒針の音と共に告げられたのは、「6時までに相手を殺すか、二人とも死ぬか」だった。ここは真っ白な地獄なのか? 【COMMENT】 「ジグソウ」と呼ばれる連続殺人犯が起こす猟奇的なゲームが人気を博したソウ・シリーズの第1作目にあたる作品。ソウといえば痛くてグロいイメージが強いですが、この第1作目はグロさは控え目で衝撃的なラストがとてもインパクトに残る作品です。個人的には第2作以降はただゲームが過激となりグロさを競っているような印象で好きじゃないですね。なので、この第1作目の「ソウ」がシリーズの中での至高であり、これに勝る「ソウ」シリーズはないと思っています。そして、何よりラストの展開に皆驚愕してください。 【私的評価】80/100
映画ソフト 角川エンタテイメント 開封品take
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メメント (2000/アメリカ)
原題:MEMENTO 監督:クリストファー・ノーラン 出演:ガイ・ピアーズ キャリー=アン・モス ジョー・パントリアーノ スティーブン・トポロウスキー ジャンル:サスペンス 時間:113分 【STORY】 目の前で妻を殺されたショックで、10分間しか記憶がもたない前向性健忘という記憶障害に冒されたレナード。たった今、過ぎた10分の自分がわからない・・・その中で、”復讐心”だけが彼にとっての<リアル>。 接触した人物は、ポラロイドで撮影し名前や場所をメモする。覚えておくべき感情と事実は、タトゥーにして体に刻み込む、記憶をたどり記録を読み解き、彼は犯人を追い詰めることができるだろうか? 【COMMENT】 奇才クリストファー・ノーラン監督の傑作であり出世作でもある『メメント』非常に難解で一度見ただけでは全貌を理解するのは不能。ノーラン監督の代表作である『インターステラー』や『インセプション』など数多くの名作を輩出していますが、個人的にはこの『メメント』がノーラン監督のベスト作品だと思っています。難解だけに何度も見直したくなる斬新かつスタイリッシュな編集は素晴らしいの一言 【私的評価】85/100
映画ソフト 東芝デジタルフロンティア 開封品take
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バタフライ・エフェクト (2004/アメリカ)
原題:The Butterfly Effect 監督:エリック・ブレス & J・マッキー・グラバー 出演:アシュトン・カッチャー エイミー・スマート ウィリアム・リー・スコット エリック・ストルツ ジャンル:SFスリラー 時間:119分 【STORY】 エヴァンは、ごく普通の少年だった。時折、記憶を喪失してしまうことを除いて・・・。大学生になった彼は、治療のために7歳の頃からつけていた懐かしい日記をふと手にする。その日記を開いた時、彼の意識はそこに書かれた当日の陽光の中にあった。そして忘れていた、ある出来事が鮮明に蘇る。幼馴染の少女ケイリーと交わした約束「君を迎えに来る・・・」。しかしその約束を果たせなかったために現代のケイリーの運命を狂わせてしまったことを知ったエヴァンは、ある選択をする、「過去に戻り、彼女との約束を叶える」。それが取り返しのつかない未知の運命を引き起こすとは夢にも思わずに・・・。 【COMMENT】 タイムループものの最高傑作作品。パッケージの謳い文句にもなっている『映画史上最も切ないハッピーエンド』は嘘偽りなし!。練りに練られた脚本は、鑑賞後になんともいえない感動を与えてくれます。元々3つのエンディングパターンが考えられてたみたいですが、個人的には一般公開のこのエンディングが好きです。 【私的評価】98/100
映画ソフト ジェネオン エンタテインメント 開封品take
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チャンプ (1979/アメリカ)
原題:THE CHAMP 監督:フランコ・ゼフィレッリ 出演:ジョン・ヴォイト フェイ・ダナウェイ リッキー・シュローダー ジャンル:スポーツドラマ 時間:123分 【STORY】 世界チャンピオンのボクサーだったビリーは、妻に逃げられて以来酒とギャンブルに溺れる日々。かつての名声を語る者もいない中、ただ一人ビリーの再起を疑わず”チャンプ”と呼び続ける息子TJだけが心のよりどころだった。そんな彼らの前に突然現れた妻アニーに動揺したビリーは警察沙汰を起こし、大切なTJまでも失いそうになる。それでも自分を信じ続ける息子のために、ビリーは再びリングに上がる! 【COMMENT】 スポーツを絡めた親子愛に、そして王道のストーリーとベタな要素がすべて含まれた感動作。とにかく泣けます。70年代の作品でかなり古臭く感じられますが、今観ても感動は変わりません。何度観ても泣いてしまうこと間違いなし。 【私的評価】97/100
映画ソフト ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 開封品take
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ (1998/イングランド)
原題:LOCK STOCK & TWO SMOKING BARRELS 監督:ガイ・リッチー 出演:ニック・モラン ジェイソン・ステイサム スティング ジャンル:クライム・ムービー 時間:107分 【STORY】 舞台はロンドンの下町。カード・プレーに自信満々のエディは、友人3人を巻き込み、ギャングの顔役ハリーを相手にひと儲けしようと企むが、逆に借金を作り、脅迫される身となる。そこにエディの父や麻薬王、マリファナ栽培に精を出す上流階級のお坊ちゃんらが複雑に絡んで、事態は思いもかけないバイオレントな大騒動に発展。一体、最後に笑うのは誰か! 【COMMENT】 ガイ・リッチー監督の出世作であり最高傑作。二転三転する緻密な脚本にスタイリッシュな映像はガイ・リッチー作品の醍醐味。ブラッド・ピットもこの作品を観て出演オファーしたとか!?必見です 【私的評価】95/100
映画ソフト ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 開封品take
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ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル (2011/アメリカ)
原題:MISSION:IMPOSSIBLE GHOST PROTOCOL 監督:ブラッド・バード 出演:トム・クルーズ ジェレミー・レナー ジャンル:スパイアクション 時間:132分 【STORY】 ロシアのクレムリンが破壊され、IMFはその犯行に関与したとみなされる。容疑をはらすべくエージェントのイーサン・ハントと彼のチームは密かに行動を開始する。しかし、彼らが突き止めたのは核戦争をめぐる陰謀だった。世界を救うべく、ありとあらゆるハイテク機器を駆使し、最高に重要で危険なミッションに命をかけて挑む! 【COMMENT】 トム・クルーズがIMFの諜報員イーサン・ハントを演じるミッション:インポッシブルシリーズの第4作目となる作品。最新機器のスパイグッズだけでなく、ドバイでの超高層ビルのスリリングな演出は必見! 【私的評価】70/100
映画ソフト パラマウント 開封品take
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セブン (1995/アメリカ)
原題:SEVEN 監督:デビッド・フィンチャー 出演:ブラッド・ピット モーガン・フリーマン ジャンル:サイコ・サスペンス 時間:127分 【STORY】 二人の刑事が追うのは、怜悧な頭脳を持つしたたかな連続殺人鬼。男は七つの大罪のいずれかに該当する者を狙い、おぞましい殺人を繰り返していた。苦痛と絶望が蔓延した、雨のそぼ降る陰鬱な街を舞台に展開される傑作スリラー 【COMMENT】 衝撃のラストは必見!映画史上後味の悪い結末に興奮がおさまらない。デビッド・フィンチャーのスタイリッシュな映像美に、あのブラピが汚れ役を演じるなど後世にも残したい作品の一つです。 【私的評価】100/100
映画ソフト 東宝 ¥9800 (税別)take