PENTAX Super-Takumar F3.5/135mm 後期型

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PENTAX Super-Takumar F3.5/135mm 後期型

ペンタックスのオールドレンズの中で、望遠レンズと言えばこのレンズが一番に出てくるのではないでしょうか?
望遠域も程よく、当時流通量も多かったからか、中古市場でも価格は比較的安く、その割に程度の良い品物が多いのはありがたいですね。

135mm望遠はクローズアップして被写体を強調することが得意なレンズと言う事で、標準レンズなどで中途半端な漠然とした写真になってしまうことを避けることが可能ですね。
レンズの明るさも、F3.5にしたことでコンパクト・軽量を実現出来、持ち運びも苦にならないというメリットがあります。

ポートレート撮影などで、背景をぼかして撮影したい時など活躍してくれるレンズでありながら、先ほども言った通り軽量コンパクトサイズですので、一本余分に持っていると利用価値は大いにあると思います。
ただ、開放側でも、f値が3.5ということなので、開放側でボケ感を狙った撮影には向いていないという事です。

このレンズは、“Super-Takumar F3.5/135mm”では比較的新しい後期型ですが、このあとレンズにマルチコーティングを施したSuper-Multi-Coated TAKUMARのF3.5135mmへとバトンタッチされていく事になります。

【製品概要】
発売時期 : 1968年~1971年
フォーカス : マニュアルフォーカス
レンズ構成 : 4群4枚(エルノスター構成)
焦点距離 : 135mm
最短撮影撮影距離 : 1.5m
開放絞値 : f3.5
最小絞値 : f22
絞り羽根枚数:  : 6枚
マウント : M42スクリューマウント
フィルター径 :  49mm
外寸約 : 60mm×88mm
重量 : 342g

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=FbqjHjGt2gk
https://www.youtube.com/watch?v=01Gb8l2fXYc
https://www.youtube.com/watch?v=wNNzN5fDNoU
https://www.youtube.com/watch?v=NOi8s9Vh_hE

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