PENTAX Super Takumar F2/35mm

0

PENTAX Super Takumar F2/35mm

同じ年代のタクマーオールドレンズの中にあっては、明るめのF2の開放値を持つ35mm広角レンズです。

このレンズは、ペンタックスオールドレンズラインナップのなかでは、50mmに近い構造になっている広角レンズです。
絞り環には、F2・F2.8・F4・F5.6・F8・F11・F16の刻印があり、印字がない部分にも設定ができる構造で、1段絞りではなく、実際は0.5段絞りになります。
と言う事で、F3.3・F4.8・F6.7・F9.5といったF値も選択できるようになっています。
絞り羽は6枚で絞り形状は6角形となります。

ASP-Cのデジタル一眼に取り付けて使うには、たいへん使い勝手の良いユースフルなレンズです。
F2.0の明るさが有りますので、タクマーレンズ特有のゴーストやフレアー、それにペンタックスオールドレンズ特有のボケも勿論楽しむことが出来きる魅力あふれるレンズです。

F2.0の明るさを持っているので、他のペンタックスオールドレンズ群の中では少し高価ではありますが、発売当時の価格に比べると、手の出せない程の事は無いのではないでしょうか。

この、Super Takumar F2/35mmレンズには、同じ名前で、異なったレンズが存在します。
外見を見れば一目瞭然で、サイズが全く異なっています。
正しく言うと、Super Takumar F2/35mmの前期型と言う事で、製造時期が1963年~と言う事になっていて、Fatタイプと呼ばれることもあり、今回紹介している後期型に比べるとちょっとおデブちゃんで、なんとフィルター径は67mmもあり迫力のある外観をしています。流通個数も少なめで、後期型より貴重品扱いされているレンズです。

【レンズスペック】
発売 : 1968年~
マウント : M42
レンズタイプ : 単焦点レンズ
フォーカス : マニュアルフォーカス
最小絞り : f16
開放絞り : f2.0
最短撮影距離 : 40cm
絞羽枚数 : 6枚
フィルター径 : 49mm

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=SgxKQwDX7ok
https://www.youtube.com/watch?v=cBoFNBbqtCk&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=g8yIUPQRnnU&t=20s
https://www.youtube.com/watch?v=g8yIUPQRnnU

Default