後期型 PENTAX Super-Takumar F2.8/105mm

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後期型 PENTAX Super-Takumar F2.8/105mm

同名のややこしいレンズです。
ざっくりと分類しますと、
Takumar 105mm F2.8 前期型(4群4枚) 1958~1961年の販売と、
Takumar 105mm F2.8 後期型(4群5枚) 1962~1968年の販売分に分けることが出来ます。
前に、前期型は紹介済みで、今回は後期型となります。

ペンタックス・スーパータクマーシリーズで、中望遠と言えば、135mmが一般的な理解で、105mmと言うのはいささか中途半端なレンズと言えなくもありませんが、ASP-Cのデジイチで使うとなると、150mmクラスの望遠レンズと同じと言う事になり、一気に存在感が上がってくるように思います。
おまけに、F2.8と言う明るさも魅力のレンズだと思います。

流通量が圧倒的に多い135mm/F3.5レンズとは違い流通量も多くない事から、135mm/F3.5に比べ中古レンズ市場で比較的高価格で取引されている様です。

このレンズの描写力は、オールドレンズらしい柔らかさと、順光時のコントラストの高さと発色の良さが特徴です。
2.8の明るさもあって、使い勝手に優れた中望遠レンズだと思います

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=b0vsTzZedmw&t=17s
https://www.youtube.com/watch?v=9ja99gPAQgM

【製品概要】
レンズマウント : M42スクリューマウント
対角線画角 : 23度
絞り羽根 : 6枚
最小絞り : F22
レンズ構成枚数 : 4群5枚
最短撮影距離 : 1.2m
フィルター径 : 49mm
サイズ : 57(最大径) x 63(長さ) mm
重量 : 285g

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