VITREOUS   PlayingCards

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VITREOUS   PlayingCards

【ジェレミーが語るVitreous PlayingCards誕生のストーリー】
"もともと8月が好きではなかったのですが、父が急逝してしまい、途方に暮れてしまったのです。どう対応していいかわからなかった。強くて速い衝撃が来ると思っていたのですが、その代わりにゆっくりと力強く襲い掛かってきました。父は私にとって礎とも言える存在で、当時は覚悟していた以上に、落ち込んでしまいました。何をすれば良いか分からない中で出てきた答えは、マジックでした。私はマジックをやって育ってきたので、父はいつもサポートしてくれていて、いつも私にもっと上手くなるように助けてくれました。10代だった私は、ご多分に漏れず聞く耳を持ちませんでした。しかし、彼がいなくなった今、私は彼の声やレッスン、注いでくれた愛情を思い出すことがとても大切な事だったように思います。マジックはそのために最も適切な方法だったのです。
「Vitreous」は父に捧げられている。それは、父が数え切れないほど、私の人生に寄り添い、私の背中を押し、私のために戦い、時には私とも戦戦ってくれたから。スペードの下にある格言「Cui Servire Est Regnare」は、大まかに訳すと「誰のために奉仕するのか」。
窮地に陥った時、厳しい時、彼は身を乗り出し、背中を押し、戦い、他人のために努力した。自分自身も含めて、大切な人を傷つけるものには何にでも抵抗した。もちろん完璧ではなかったが。... 彼は善人だった!彼の顔はハートのキングに、剣の代わりにレンチを手にしている。彼は切り倒すよりもはるかに多くのものを築き上げたのだから。このカードの中の私のことは 別の日に取っておこう
今は父を思い出すのに役立つ このカードは父への手紙だと思っている。 8月のあの日 直接言えなかった事を 伝える為のものだ 。愛してる 。言葉で言えないほど会いたい。あなた亡くしてからも、私は世界中の多くの人に出会いました。今では友人と呼んでいる人もいれば、家族と呼んでいる人もいます。みんな、愛すべき人達です。お父さん、 あなたがそれを可能にしてくれたのです。
あなたの全てに感謝しています "愛してる"
- ジェレミー

【Vitreous PlayingCardsの概要】
Vitreousは,ガラス質を意味します
フランスのナントにあるサン・ピーター・アンド・サン・ポール大聖堂のステンドグラスの窓にインスパイヤーされ、デックにデザインにその要素を取り入れています。

デックのバックデザインは、規則正しくステンドグラス風のパターンが並びモノトーンでプリントされていて上品でシックな仕上がりとなっています。美しいこのデザインはファンやスプレッドをしたときに威力を発揮する事でしょう。

フェイスは、奇をてらわず一般的なデザインを採用しています。赤札の配色も落ち着いた色で、バックデザインとバランスの取れた物となっています。
例外は4枚、このデックのコンセプトを凝縮したようなデザインのスペードのエース。ジェレミーのこだわりの格言Cui Servire Est Regnareの文字も入っています。
ハートのキング。どうやら今はなき、ジェレミーのお父さんのようです。レンチを持っています。
ジョーカーは2枚。一方は本を持ち、もう一方はカード "スペード10♠"を持った見事な天使が描かれています。

ケースは、純白のマット紙。ハートのエースと同じデザインで統一さてており部分的にエンボス加工がされていて高品質な仕上がりになっています。フラップシールも統一デザインで上手くまとまっていると思います。
派手さはないのですが、上品に統一されたコンセプトとデザインは一級品です.

参考レビュー動画:https://www.youtube.com/watch?v=YxSUx9Qar_4

合計 54枚
レギュラー 52枚
ジョーカー2枚
Expert Playing Card Companyのクラシックストック
Produced by Expert Playing Card Company
Created by JEREMY GRIFFITH & ADRIAN VALENZUELA
Printed & Made in Taiwan

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