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タジキ(THE COMMON SNIPE)「国際鳥類保護会議 世界の鳥切手コレクション」
発行 :1977年9月発行 発行国:フェロー諸島 額面 :70エール(デンマーク・クローネ) この記念切手にはガリナゴ・ガリナゴの名でも知られるタジキが描かれています。その棲息範囲は広範囲に渡り、ほとんど世界中の各地で見かけますが、ヒナを育てるのは、北アメリカ、南アメリカ南部、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどの沼地や湿地帯です。冬期は、北方のものはアフリカ、南ヨーロッパ、アジア、南アメリカ北部へと飛来してくるため、オーストラリアと南極以外のすべての大陸でみることができるのです。 他のシギ類と同様に、この鳥もたいへん長いくちばしを持っており、それは体長の3分の1にもなります。このくちばしは、地下にもぐっている無脊椎同ブルを求めて柔らかい地面を探るのに役立つのです。 体には金茶色の目立つしまがあるものの、全体的には地味な感じがします。顔面に垂直のしまのあるヤマシギとは対照的に、タシギには水平のしまがみられます。尾部の羽根の先端はかすかに白色になっています。 このp鳥の最も珍しい特徴のひとつは、求愛時に発する音です。繁殖時の通常たそがれ時に、オスは空中を旋回し、そして突然、翼を半分広げた状態で地面に向かって急降下します。この時に尾の両側に広げた2枚の羽根が空気のまさつで振動してヤギの鳴き声のような音を発するのです。しばらく急降下したあと再び高度を上げて同じ行為を繰り返します。この変わった芸当のため、タシギはヨーロッパの多くの国では「ヤギドリ」と呼ばれることがあります。 メスは沼地や湿地の近くにある、乾いた草の上にアーチ状で作られたくぼみに卵を産みます。緑色ががかった黄色に灰色の斑点のある卵は19日から21日の間でかえり、ヒナ鳥はその1日後ぐらいには巣を出ます。優れた保護色のため見つけるのが困難なこのヒナ鳥は、その後約20日で飛べるようになります。 タシギは目立たない鳥ですが、飛んでいる時はその独自のジグザグ飛行によって容易に判別することができます。 #切手
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The Officail Government First Day Cover Collection フェロー諸島
フェロー諸島はアイスランドとスコットランドの中間にあたる大西洋に浮ぶ18の火山島や礁からなるデンマークの自治領です。デンマークではこの諸島をフェレエルネ、現地人はフォロヤールと呼んでいます。年間を通じて温暖な気候に恵まれたこの地の人々は主として漁業と羊の牧畜で生計をたてています。フェロー諸島が発行した今回の政府公式ファースト・デー・カバーには、首都のトルスハウンで発行初日消印が押されました。 140クローネの切手には、優美な海鳥カツオドリが描かれています。180クローネ切手に見られるのは、にぎやかで多産な海鳥ツノメドリです。西または北向の絶壁に好んで巣をつくるウミガラスは。400クローネ切手に登場します。オリジナル彫刻画には、諸島のいたるところで見られる海から切り立った絶壁が描かれています。切手のテーマとなっている3種類の鳥はいずれもフェロー諸島に多く見られ、カツオドリは西端のミキネス島でのみひなを生みます。フェロー諸島の人々は。昔から動物や鳥を大切に保護する習慣を持っています。 ※1978年の説明です。 #切手 #初日カバー #FDC
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新大陸到達500年(ヨーロッパ切手コレクション)-0203
発行国:フェロー諸島 発行日:1992.5.7
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