-
ハヤブサ(THE PEREGRIBE FALCON)「国際鳥類保護会議 世界の鳥切手コレクション
発行 :1978年1月発行 発行国:カナダ 額面 :12セント(カナダ・ドル) この記念カバーに納められている切手は、1978年1月18日にカナダで発行されてもので、世界で最も速い鳥の一つ-ハヤブサが描かれています。何世紀もの間タカ匠の間で愛育されてきたこのすばらしい鳥は、獲物をめがけて急降下するとき、なんと時速440キロものスピードを出すことができるのです。 古代から狩猟用の鳥として訓練されてきたハヤブサは、食肉鳥であるにもかかわらず、大変穏やかな性質で、往々にして飼育に非常によくなつきます。タカ匠は、今日もなお力強いハヤブサを求めて止みません。それは広げると1メートルにもなる翼で大空に舞い上がり、地上200メートル程の上空を舞いながら、眼下に獲物が現れるのを待つのです。獲物を見つけると、翼をつぼめ、体全体が流線形になるようにして、驚くべきスピードで急降下し、空中で獲物を蹴殺します。多くの場合、空中でくるりと半回転して獲物の下側を狙うのです。 秋になると、北方に棲息するハヤブサの群れは、獲物である渡り鳥の群れを追って南下します。その棲息地はアラスカ、グリーンランド、シベリアなどの北の地域ですが、冬季には、アルゼンチン、南アフリカあたりまで南下することがあります。 主として、地上の敵が襲ってこない、見晴らしの良い岸壁に産卵します。求愛期間には、アクロバットのような飛翔を見せ、ときには2羽が、空中で一緒に何度も回転をくり返すこともあります。産卵は1回に2個ないし5個で、雄雌が交互に卵を抱きます。ふ化するまで、28~29日かかり、ひな鳥は巣立つまで、42日間巣ので暮らします。それから親鳥と行動を共にし、空中で親鳥が落とす獲物を捕らえる練習をします。 ハヤブサは今日でもなお、世界各地に棲息していますが、近年、その数がかなり減少してきています。DDTなどの有害汚染物質によって生殖能力が破壊されたり、また、棲息地や、移動する途中で、人間に危害を加えられたり、捕獲されたりすることがその主な原因です。ヨーロッパでもかなり減少しており、アメリカでは、ロッキー山脈以東にはほとんどみられなくなり、カナダでも減少の一途をたどっています。そのため、今日では、北アメリカの全域で、保護鳥に指定されています。 #切手
切手 フランクリンミント社 動物 鳥類お気に入り切手ミュージアム
-
The Officail Government First Day Cover Collection カナダ①
今回の政府公式ファースト・デー・カバーに貼付された切手は、カナダで発行されたもので、この国の広大な天然資源の保存と発展に重要な役割を果たす水陸両用機がテーマとなっています。17セント切手の1枚に描かれているのは。カナデアCL-215で、1967年に初めてお目みえしたこの耐久性のある水陸両用機は、散水用に設計された最初の飛行機として有名です。山火事の消火作業に大変役立つこの機のタンクには、水や延焼防止剤だけでなく、除草剤や殺虫剤も入れることができるようになっています。 もう1枚の17セント切手には1920年代に消火作業に使用されていたアメリカ製のカーティスHS-2Lを描いたものです。 35セント切手に描かれているのは、ビッカース・ベデットとコンソリデイテット・カンソーという機種です。デベットは消化パトロール用に設計されたもので、1924年に採用されて以来、数え切れないほどの救助活動を行っています。 カンソーは捜索よ救助用の飛行機で、第2次世界大戦中は、ドイツUボート(潜水艦)の捜索と撃沈に活躍しました。 ※1980年の説明です。 #切手 #初日カバー #FDC
切手 乗り物 飛行機 カナダお気に入り切手ミュージアム
-
バンクーバー(カナダ)ー8 Hours GREENWICH MEAN TIME
バンクーバーはカナダ、ブリティッシュコロンビア州の最大の都市であり、トロント、モントリオールについでカナダ第3の大都会です。州の商業、文化、工業、交通の中心地でもあります。アメリカ国境から北方40キロに位置するカナダ太平洋岸最大の都市であり、林立する近代的な高層ビルの背後に海岸山脈の山並みが間近に聳える雄大な景観美を誇っています。また湾岸都市でもあり、カナダの太平洋側の玄関口といわれています。海は凍結することがなく、年間を通じて船舶の往来が頻繁です。 #切手
切手 フランクリンミント社 カナダ 2000年お気に入り切手ミュージアム