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The Officail Government First Day Cover Collection インド
この政府公式ファースト・デー・カバーはインド共和国により発行されたもので、同国にて発行初日の消印が押されています。 切手に描かれているのはインドの壮麗な美術館におさめられている数々の国宝のうちから選ばれた品々です。25パイサー切手には。ブージェのカッチャル美術館にある19世紀初頭の作品エーラバットが鮮やかに描かれています。この作品はかつてはジャイナ教の寺院にあったもので、光の支配者であるヴェーダ・インドラが、7つの鼻をもつ白い象にまたがっている姿を描いたものです。インドの美術館には。そなえものをすると願い事がかなうといわれている木でつくられた彫刻が納められており、それが50パイサーも描かれています。また、ニュー・デリーの国立博物館に保存されている紀元一世紀のコイン2個が100パイサー切手にデザインされています。200パイサー切手には、宝石で飾られた美しい懐剣とナイフが描かれています。この2つの武器は、今はハイデラバードのサラー・ジャング博物館に保存されています。 カバーにみられるオリジナル彫刻画は4本の腕を持ったヒンズー教の神シバ・ナタラジャの迫力ある姿で、炎の輪の中心に立ち、罪を犯した小人を踏みつけています。シバは大変踊りを好む神といわれており。死と再生の両方を象徴するともいわれています。 ※1978年の説明です。 #切手 #初日カバー #FDC
切手 インド共和国 1978年お気に入り切手ミュージアム
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インド/マハトマ・ガンジー誕生125年 1994.10.2【World Topics Stamp Collection】
『非暴力を訴えた、インド孤立の父』 モハンダス・カラムチャンド・ガンジー(1869-1948)は、非暴力革命によるインド独立の実現者。"マハトマ(偉大な魂)"と呼ばれ、インド人大衆に親しまれた。 カーティアーワール半島の小藩国ポールバンダルの大臣の長男として生まれたガンジーは、4年間のロンドン留学で弁護士の資格を取得、1891年に帰国。93年、ある訴訟事件の依頼で南アフリカに渡ったところで、その人生は一変した。ダーバンの町の法廷に初めて出廷したとき、裁判長にターバンをはずすように言い渡され、このことが彼が人種差別の現実を認識する第一のきっかけとなる。第二のきっかけは、ピータマリッツバーグで一等車の座席券を持っているにもかかわらず、白人の車掌に車室から追い払われ、寒くて暗い待合室に置き去りにされたことだ。これはまさに決定的な体験だった。この日以来、ガンジーの積極的非暴力がはじまった。22年間アフリカに滞在し、インド人の人権擁護活動に従事。1915年に帰国してからは、インド国民会議派を足場に独立運動に参加し、これを指導するようになる。19~22年も展開された第1次サティヤーグラハ(非暴力的抵抗運動)闘争は、彼をインド民族運動の最高指導者として位置づけた。47年8月15日に、インドはイギリスの自治領としてついに独立。ガンジーは宗教間の融和を説いたが、48年1月30日、狂言的なヒンズー教徒の手により暗殺された。 ガンジーは、時代を画するような思想を残した数少ない人物の一人だ。「人間には、ものを創造する力が与えられていない。それゆえ、人間はいやしくも生き物を殺す権利などみじんもないのである」と、非暴力を訴え続け、後世の人々に多くの倫理的影響をもたらした偉大な思想家としてその名を残している。 そこで1994年10月2日の彼の誕生日に、母国インドから、誕生125年を記念する切手が発行された。図案は、ガンジーの肖像。英語とヒンディー語で「私の人生は、私のメッセージ」という言葉が記されている。 #切手
切手 郵趣サービス社 インド共和国 1994年お気に入り切手ミュージアム