エゾセミ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)

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エゾセミ

セミ科

学名:Tibicen japonicus KATO

エゾゼミ属(Tibicen)は、北半球の温帯地域に分布し、約60種が知られている。日本では本種の他に、コエゾゼミ(T.bihamatus)、アカエゾゼミ(T.flammatus)、キュウシュウエゾゼミ(T.kyushuensis)、ヤクシマエゾゼミ(T.esakii)の4種が属している、中で本種は大型で、胸背部のW字状の赤褐色の斑点が目立つ種である。

 1925年、加藤正世博士が、栃木県の個体によって記載した。分布は北海道、本州、四国、九州にわたっており、国外では朝鮮半島と中国に産する。北海道と、東北地方では平地にすむが、本州中部以西では、標高500~1000mの低山地帯に見られる。

 7月中旬から9月中旬にかけて出現、マツ、スギなどの針葉樹林も多く生息する。一本の木に多数が集まるときは、梢や小枝に逆さまにとまって鳴くことも多い。その鳴き声は低く太く、しかも震えを帯びたギイーという音で、休みなく続く。

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