1986年アメリカ大統領切手(第13代大統領 ミラード・フィルモア) 初日カバーコレクション

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 「我々は他国の王位を操る為にも、他国の政権転覆の為にも戦争をおこさない。我々は革命も煽動しないし、アメリカ国内でいかなる他国侵略の準備がなされることも許さない。道徳は個人の範たると同様、国家の範でもある。他国にはたらきかけて欲しいなら、我々もはたらきかけるべきである。そして正義と良心が、単なる武力、私利私欲、覇権の熱望にかわり、両国間を律するべきだ。」
(1850年 議会へのメッセージより)

 1850年7月10日、ミラード・フィルモアはテイラーの死によって大統領となった。テイラーと異なり、フィルモアは偉大な妥協案を支持し、1850年に成立させた。それが彼の政治生命を絶つことになる。その中途半端な妥協が奴隷制度擁護者、廃止論者双方の不満を増大させたからである。歴史が彼をしりぞけたのは、この散々な失敗に負うところが大きい。ちがう時代であれば、この慈悲深い男は、すぐれた指導者となっていたかもしれない。

1986年当初の説明です。

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