長谷川等伯とは?

長谷川等伯(はせがわ とうはく・1539年-1610年3月19日)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した絵師。
豊臣秀吉や千利休らに重用され、当時の画家社会でトップ絵師集団である狩野派にたった一代で肩を並べ、脅かすまでの実力を得た。どんな画題も自由自在、綿密にも豪快にも描き分けたその実力はまさに天才と称された。
日本でもっとも有名な国宝のひとつともいえる『松林図屏風』(16世紀)や千利休の肖像画の代表とされる重要文化財『千利休像 春屋宗園賛』など、数多くの代表作が存在する。