【Muuseo Academy 参加者募集】あなたの個性を表す、世界に一つの游刻づくり。長坂ビショップ大山の「游刻ワークショップ」

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公開日:2020年2月17日

3月7日(土)に開催を予定しておりましたミューゼオ・アカデミー「游刻ワークショップ」ですが、大変残念ながら、新型コロナウイルス感染症予防のため中止させていただくことに決定いたしました。
たくさんのご応募をいただき、楽しみにしていただいていたのに大変申し訳ありません。
感染症の発症・拡大を防ぐとともに皆さまの健康と安全を最優先に考え、このような判断に至りましたことをご理解いただければ幸いです。

ご応募いただいた方には、担当者より個別にご連絡を差し上げておりますので、ご確認ください。

ミューゼオ・アカデミー事務局

専門家によるセミナーやワークショップを通して、人とモノを繋ぐ「Muuseo Academy」。記念すべき第一回目は、2020年3月7日(土)、唯一無二の個性的なシンボル印を創り上げる『游刻(ゆうこく)』アーティスト・長坂ビショップ大山さんによる「游刻ワークショップ」です!

落語家の六代目三遊亭円楽さんや歌舞伎俳優の中村錦之助さん、書家の川邊りえこさんなど、数多くの著名人のシンボルマーク『游刻』を手掛ける長坂ビショップ大山さん。新宿の画廊「柿傳ギャラリー」をはじめ、パリの「エスパス ベルタン・ポワレ」、「金沢21世紀美術館」で個展を開催(現地メディアから取材がきたそう!)し大成功を収めるなど、国内だけでなく海外からも注目を浴びる存在です。

※長坂ビショップ大山さんの作品は、ページ下でご紹介。

MuuseoSquareイメージ

数々の著名人が魅了される長坂ビショップ大山さんの『游刻』は、技術はもちろん、なんと言ってもアイデア満載のデザインが魅力です。じっくり時間をかけ依頼主と語らい、漢字やひらがなだけでなく、梵字(ぼんじ)や他国の言語などを取り入れながら一人一人のパーソナルな一面をユーモアあふれるデザインに仕上げていく。そんな彼独自の発想は、メディアではお伝えしきれません。

今回、『游刻』の魅力を間近で見て聞いて触れながら、長坂ビショップ大山さんのサポートの元、自分の思い描く『游刻』を自ら作ることができるという貴重なワークショップを限定6名様で開催させていただきます。

名前や好きな言葉、イラスト、刻すものは自由。完成した『游刻』は、個人や会社のシンボルマークにしたり、名刺や賀状に添えたり、和紙に押して額に入れ飾ったり、使い方は様々です。実印や認印の代わり、お子様の生誕印にもおすすめ。

同じ色や形が二つとない石を使った『游刻』は、インテリアとして飾っても素敵です!

自分だけのオリジナルロゴマークを作りたい方、大切な人へのプレゼントとして贈りたい方、ふるってご応募ください!

一枚の紙が特別なモノに変わる。『游刻』とは?

MuuseoSquareイメージ

「遊」ではなく「游」。興のおもむくままに泳ぐ、という意味をもつ「游」を以て「刻す」ことから『游刻』と名付けられました。
思いのまま石に刻すものは、名前や屋号、単語、詩文、イラストなど。長坂ビショップ大山さんご自身がクライアントと語らい作るデザインは、それぞれの個性を表現し、面白い意味や薀蓄(うんちく)などを取り入れ、一つ一つにストーリーが込められています。表現にルールはなく、枠や石の形にとらわれることはありません。「なんでもアリ!」。それが『游刻』の世界です。

長坂ビショップ大山さんが手掛けた、これまでの作品

「落語家の六代目三遊亭円楽師匠が色紙にサインなどをする際に使用している游刻です。円楽の『円』を◯(円形)に置き換えて一見軽い感じを、『樂』を木に見立てて実は地に(古典に)しっかり根を張っている様子を、緑の横を破って『真面目そうに見えるでしょうが時々横紙も破ります』というヤンチャな部分をも盛り込んでいます」

「落語家の六代目三遊亭円楽師匠が色紙にサインなどをする際に使用している游刻です。円楽の『円』を◯(円形)に置き換えて一見軽い感じを、『樂』を木に見立てて実は地に(古典に)しっかり根を張っている様子を、緑の横を破って『真面目そうに見えるでしょうが時々横紙も破ります』というヤンチャな部分をも盛り込んでいます」

「日本雅藝倶楽部を主宰し、国内外を問わず幅広い活動を展開する書家の川邊りえこ氏に依頼された作品用の落款。氏の作品が大きいので、バランス上この游刻も9cm×9cmと、過去最大になりました。書家の落款はその書家が筆を執って書いたことを証するものなので、名前の繰り返しの最後に『がかいた』と入れ、動かぬ証拠になる演出を加えた印面にしています」

「日本雅藝倶楽部を主宰し、国内外を問わず幅広い活動を展開する書家の川邊りえこ氏に依頼された作品用の落款。氏の作品が大きいので、バランス上この游刻も9cm×9cmと、過去最大になりました。書家の落款はその書家が筆を執って書いたことを証するものなので、名前の繰り返しの最後に『がかいた』と入れ、動かぬ証拠になる演出を加えた印面にしています」

「『一期一会』という言葉を印象的な形で表現しようと試みた作品。文字云々よりも全体のデザインを重視しました」

「『一期一会』という言葉を印象的な形で表現しようと試みた作品。文字云々よりも全体のデザインを重視しました」

「初夢に見ると縁起が良いとされる『一富士二鷹三茄子』は徳川家康に所縁の深い駒河国の名物(?)を並べたものとされますが、実はその後に『四扇五煙草六座頭』と続きます。それを使った絵文字ならぬ絵数字。手紙を書くときにノンブル代わりに使用しています」

「初夢に見ると縁起が良いとされる『一富士二鷹三茄子』は徳川家康に所縁の深い駒河国の名物(?)を並べたものとされますが、実はその後に『四扇五煙草六座頭』と続きます。それを使った絵文字ならぬ絵数字。手紙を書くときにノンブル代わりに使用しています」

以上、長坂大山『長坂大山 自選游刻集』(株式会社ビショップ)より引用。

「游刻ワークショップ」の内容

長坂ビショップ大山さんにデザインから彫りまでを指導していただき、オリジナル『游刻』を作ります。名前や屋号はもちろん、「一期一会」「お礼」といった手紙や葉書に添える単語、「誕生花」「干支」のイラストなど、デザインのテーマは自分次第。ご自身のデザインを彫刻刀などを使って彫り、最後にビショップさんに仕上げてもらいお渡しします。
書体に付いてのお話し、図案印面考案:1時間、游刻実技:2時間

※材料、道具はこちらで準備いたします。今回は、18mm×18mmの石材を使用します。

【開催概要】

日時:2020年3月7日(土)15:00〜(約3時間)
場所:ミューゼオ株式会社 東京都品川区上大崎4-5-18 2F(最寄り駅 目黒)
参加費:¥8,000(1回分/振込み前払い)

応募締め切り:2月25日(火)10:00

※応募者多数の場合は、抽選となります。2月28日(金)までに、担当者からメールにてご連絡いたします。ご了承ください。

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