みんなのコレクションが集まるミュージアム

モノ日記を書く

特集:コレクターが選んだ3冊の本!

ミューゼオには、さまざまなコレクターの方がいます。そんなコレクターの方に、「コレクションを集めるきっかけになった本」「コレクションを集める上で参考になった本」を推薦理由と共に紹介してもらいました。
ぜひ、興味がある本がありましたら手に取ってみてください。きっと、そのコレクションの深い魅力を感じ取れると思います!

  • Loading

    sacana

    1980年生まれ。現在は、フリーランスのコピーライターとして活躍中。ロシアンウオッチ以外にも、メガネ、ミニチュア、カメラ、革靴などをコレクションしている。
    中でもロシアンウオッチのコレクションは15本近くを所有し、普段のファッションアイテムとして愛用。その野暮ったいゴツゴツしたデザインを好きだと語る。

    • File
    • File
    • File
    • File
    • 51pktkrrypl. sx374 bo1,204,203,200

      死ぬまでに観たい映画1001

      ネコ・パブリッシング 2004年

      1900年初頭から当時の最新作まで名作、B級作など「観るべき一本」を1001本集めた本。子供の頃から映画が好きで、大学時代は1日に1本観るなんてやっていたものですが、本書のうちまだ1/3程度しか観られておらず。元々この映画好きが高じて、コレクターになったところはあり。あの飛行機は何だろう、元ネタは何だろう。それを探っていったらモノの魅力がわかり、コレクトする楽しさがわかっていきました。なお、僕が持っているのは最初の「サイコ版」。5,000円もしましたが、メリエスの「月世界旅行」のDVDがついていたから即購入。もちろんコレクションに加えました。

    • 51zmanj%2bjhl. sx406 bo1,204,203,200

      ゲームになった映画たち

      三才ブックス 2008年

      その名の通り、ゲームになった映画を扱った一冊。FC世代から(当時)最新のゲームまでを扱っている上、著者であるジャンクハンター吉田さんが映画の知識をちりばめている。ゲーム関係者だけではなく監督に近い存在へインタビューしているなど、ゲーム好き、映画好き共に楽しめる本です。この本のおかげで、買い集めたゲームも多く。

    • 51vdait9xcl. sx351 bo1,204,203,200

      オールドレンズの奇跡

      玄光社 2013年

      カメラにハマって、オールドレンズに手を出すようになり。右も左もわからない中、一目で描写、色合いが気に入ったロシアの「Jupiter-9」を調べていたら本書と出会いました。詳しい人には物足りないそうですが、本書は誰でも手に入る価格のジャンクレンズもそのまま使って評しているところ、状態の悪いレンズでも「楽しめる」ことを伝えている。本書に出会っていなければ、レンズの楽しみかたが広がらなかったように思います。

  • Loading

    はんす

    1973年生まれ。10年ほど前から映写機を集め始め、20台近くを所有。空いた時間に映写機を動かして、昔のフィルム作品を見るのが楽しみのひとつ。お気に入りの映写機は「モーター付パテベビー映写機」。1930年代にアメリカの劇場で実際に使用されていた名品。メンテナンスを重ね、今でも現役として自宅でフィルムの上映に利用している。
    元々は現代フランス文学、特にミステリーとハードボイルド系を専門にしていて某出版社で連載企画を持っていた経験もある。ブログでもご自身の映写機コレクションを紹介(https://inorisnoirs.wordpress.com/

    • Pb ex01
    • Paillard bolex g 916 with with dallmeyer f1.5 50mm lens01
    • Agfa record01b
    • File
    • 51fx9cqb75l. sx348 bo1,204,203,200

      秘録・日本の活動写真

      (2004年) 田中純一郎・著 本地陽彦・監修

      初期日本映画史研究の先駆者が昭和40年代のキネマ旬報に寄稿した文章が元になった一冊。活動写真を真っ白な更地から作りあげていった明治・大正人たちの希望、躍動感、エネルギーが書物内に棲みついている点で稀有な一冊だと思います。

    • 51xtfztx1jl. sy266 bo1,204,203,200

      映像体験ミュージアム - イマジネーションの未来へ

      (2002年) 東京都写真美術館・監修 森山朋絵・企画/編

      2002~03年に開催された同名の全国巡回展に併せて出版された一冊。ゾーエトロープやステレオスコープを含めた様々な初期映像機器、光学機器の発想と革新が現在のデジタル文化になお息づいている様子が伝わってきてドキドキします。

    • 51ew 6ljdhl. sx318 bo1,204,203,200

      ハリウッド・バビロン I & II

      ケネス・アンガー著

      初期ハリウッド界のダーティーな側面(薬物禍や性倒錯、殺人事件や自死、政治的暗躍)に焦点を当て論議を呼んだ一冊ですが、憧れの対象に関わるものすべてを集め尽くそうとする超コレクター魂が執筆の原点にあって凡百のスキャンダル本とは一線を画します。

  • Loading

    石王富尚

    1969年生まれ。宮城県出身&在住。本業は写真館、カメラマンなどに向けたプロ機材販売。
    1965年以前に作られたヴィンテージハットを集めて、現在25個以上を所有。ヴィンテージハットの魅力を伝えるために、ブログ「HATS Style」(http://www.hats-style.com/) で情報を発信中。アメカジファッションに20年ほど前からぞっこんで、ハット以外にもデニムやワークブーツを収集。その他、ユニクロ研究家として側面も持つ。趣味は古典の読書とメタルと飲酒。
    石王さんのインタビュー記事はこちらから(https://muuseo.com/square/articles/26

    • File
    • File
    • File
    • File
    • 519txezja6l. sx318 bo1,204,203,200

      男が変わる帽子術

      1998/3 出石 尚三 (著)

      紳士帽について全頁を割いて真正面から書かれた、日本でほとんど唯一の本。 帽子全盛時代であっても、だれも気も払わなかった(に違いない) 帽子の意味、粋なかぶりこなし方、帽子の持つ文化的社会的な意味、 文学や映画の中に登場する帽子など、多方面から帽子を捉えたエッセイ集。 著者は服飾評論家で、やわらかな文体といくぶんカジュアルなセンスを得意とし、 ゴリゴリの正統派紳士スタイル信奉者ではない。 その立場から書かれた、熟年世代男子の応援歌でもある。

    • 51a3 vhtqkl. sx298 bo1,204,203,200

      ボルサリーノ物語

      2007/7 出石 尚三 (著)

      「ボルサリーノ」とは、創立1857年のイタリア老舗帽子メーカー。 「男が変わる帽子術」と同じ著者による、イタリア取材まで敢行した気合いの一冊。 「男が変わる〜」と重複する内容もあるけれど、なんといっても本書は 本格フェルトハットの製造工程が細かく記してあり、大変参考になる。 そしてボルサリーノ旧本社内、帽子博物館における、スーパーヴィンテージ ハットの数々の写真。見開き2ページ分しか掲載されていないが、これが圧巻だ。 まさに紳士帽、いや人類の近代歴史そのもの。昔に思いを馳せるものとしては かなりのもので、製帽水準の最高峰が見て取れる。 写真がもっとふんだんにあったなら、一流の研究書になったのだが、 そこがチト惜しい点だが他に類書はない。 自分でもイタリアのこの博物館に赴いてみたい、そんな気にさせる1冊。

    • 51aw8r4f2xl. sx364 bo1,204,203,200

      CLUTH

      月刊誌 エイ出版社

      単なるメンズファッション誌だが、かなり復刻系ブランド寄りの内容。 なぜが毎回、帽子全盛期のころ(例えば禁酒法時代とか)に撮ったかのような、 本格的・完璧・ホレボレするような帽子モデルのポートレートが載っている。 ヴィジュアル面からお気に入りの雑誌。 もちろんその帽子も(現行品なんだろうけれども)ヴィンテージハットの 雰囲気のある、上級品。それでいて、商品名やメーカーが書いてなかったり して、意図が不明なページでもあるが、かっこいいからまぁいいや笑

  • Loading

    てれふぉんミュージアム館長 稲谷秀行

    古い電話機を趣味で30年以上集めて、その数は500台以上。大阪市に自身の電話コレクションを展示した「てれふぉんミュージアム」を開館し、一般の人も閲覧が可能。詳しくはこちらから(https://muuseo.com/interviews/11

    (推薦基準) 「アメリカにはコレクター本がごまんとあるのに、どうして日本には・・・」という思いを抱いたことのあるコレクターの方は多いと思います。「電話機」の世界でも、加入者電話や公衆電話の歴史を扱う本はあっても、多種多様な電話機が存在した「私設電話」を体系的・網羅的に扱う本は皆無なので、古いメーカー型録やパンフレットを探すしかないのが現状です。そこで、図書館での閲覧や古書店での入手が比較的容易だと思われるものの中から3点をご紹介したいと思います。

    • File
    • File
    • File
    • File
    • Telephone01

      日本人とてれふぉん

      (1990年・NTT出版)逓信総合博物館・監修 西林忠俊・編集責任者

      電話創業100年を記念して出版されたものです。副題に「明治・大正・昭和の電話世相史」とあるとおり「電話と世の中」の移り変わりという面から捉えた「日本の電話史」です。電話にまつわる様々なエピソードが紹介されていて、どなたにも興味をもって読んでいただける本です。

    • Telephone02

      電話機のすべて

      (1991年・電波新聞社)菱沼千明・著

      電話機のしくみから加入者電話機や公衆電話機の変遷まで、わかりやすくまとめられています。掲載されている写真がカラーではないのが残念ですが、電話機コレクターの入門書としてぴったりの本です。

    • Telephone03

      自動電話交換二十五年史 上・中・下巻

      (1953年)日本電信電話公社・編集

      自動交換開始25年を記念してつくられた事業史です。多岐にわたり詳細な記載があり、その迫力たるや鬼気迫るものがあります。中巻に掲載される「電話機種類調(昭和21年現在)は、私設電話機の一覧表としては貴重なものです。マニアにおすすめの本です。