ドイツ 37㎜対戦車砲

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第二次大戦中ドイツ軍で使われた優れた対戦車砲のひとつとして知られているのが、37㎜対戦車砲Pak35/36・L45です。第一次大戦に新兵器として戦車が登場、これに対抗する手段として、第一次大戦後、各国で対戦車砲の研究がおこなわれ、ドイツ陸軍は1934年ラインメタル社に新しい37㎜対戦車砲の開発を命じたのです。1935年に完成したこの37㎜砲は、当時としては優れた性能を持ち、重量も450㎏と取り扱いも楽なもので各国の対戦車砲に大きな影響を与えました。第二次大戦初期には目覚ましい活躍をしたのですが、その後各国戦車の装甲が強固になり、1941年に入ると2線級の兵器に格下げになったのですが、大戦後期、砲口にはめ込んで空砲で発射する対戦車成形炸薬弾が実用化され、37㎜砲は再び活躍することになるのです。

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