江戸城(旧版)

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徳川幕府の本拠として徳川300年にわたり日本を支配した江戸城(別名千代田城)は、約500年前の長禄元年(1457年)上杉定正の重臣であった太田道灌が現在の本丸に三重の土塁と濠をめぐらして築城したのを始めとしている。天正18年(1590年)豊臣秀吉が時の主北条氏網を滅ぼすと関東五国の250万石は徳川家康の領となった。家康は、江戸湾に臨み武蔵平野を控え海陸交通の要地である江戸に築城を始めた。これまで北条氏の支城にすぎなかった江戸城は、徳川氏の勢力と共に増大し、北条氏時代の約40倍の規模になるが、その間画期的な大増築が4回行われ、場内の建物は8回焼けて再造営されていた。

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