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謎な飲み物
トマトゲンとは? ネットで調べりゃすぐに答えが見つかるだろうと思い検索してみたのだが、トマトケチャップの素・・・って、いや違うだろ、今現在流通してる商品は素なのかもしれんが、このマッチラベルには「健康飲料」って書いてある。 不二家なので同社の公式サイトにも行きましたが何も載ってなかったです。 東大の新聞広告データベースでもヒットしなかったから、珍しく何も判明しなかった商品となりました。 #マッチラベル #戦前 #不二家 #健康飲料 #昭和レトロ
マッチラベル 不二家 戦前showa_express
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家内一同がこんなに健康です
クエーカーオーツが戦前から日本に入っていたとは・・・ 果たして日本人の口に合ったかどうかは知るよしもありませんが、みんなおいしそうな顔してるから、まいっか。 #マッチラベル #戦前
マッチラベル 日本 戦前showa_express
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名物の野球とは何なのか
神戸・元町で高砂屋ってあるので、デパ地下にも入ってる今の「本高砂屋」のことだと思います。 本高砂屋って屋号になったのは昭和20年で、それまではただの「高砂屋」だったと同社のサイトにも出ていました。 問題は「名物」のところにある「野球」! 「滋養ポテト」や「きんつば」は、分かる。 野球って何すかね? 同じサイトの沿革には「野球カステラとラグビー饅頭が人気だった」とあるのですが、どんな代物なのかは記載も写真もないので不明です。 また、神戸の郷土史を調べているサイトに、ほぼ同じ時代のものと思われる他の図柄のマッチラベルが出ており、そこには高砂屋の「野球せんべい」の絵が出ていました。 絵が小さすぎて分かりにくいのですが、その「野球せんべい」はホームベースの形をした箱に入っているように見えます。 今も「野球せんべい」とか「野球カステラ」という名の商品は高砂屋と全く関係ない(と思われる)店から出てるみたいですが、素性の分からん商品は参考にならないし。 ということで、名物の「野球」は「せんべい」か「カステラ」か、あるいは両方のことでしょう~ #マッチラベル #戦前 #高砂屋 #菓子 #昭和レトロ
マッチラベル 神戸/元町 戦前showa_express
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現在のキーコーヒー・・・なのかは不明
キー(KEY)コーヒーは現在も普通に手に入る日本の代表的なコーヒーブランドですが、1928年に横浜で創業したときは木村商店の屋号で、昭和3(1928)年に木村コーヒー店になったそうです。 企業沿革にも奉天出張所開設(1935年)と出てますから、このマッチラベルはたぶん現在のキーコーヒーの物と見て間違いないとは思うのですが、沿革には台湾農場や京城支店のことは出てはいません。 ただ、農場もつくって外地にも支店を複数出すのは企業体力がないと無理だろうから、ほぼキーコーヒーで間違いないとは思います。 #マッチラベル #戦前 #キーコーヒー #昭和レトロ
マッチラベル 広域 戦前showa_express
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クリスマスが29日だったらドンピシャ
サンタが肉を持ってきてくれたぞ! 健康になりませう もし、クリスマスが24日や25日でなく29日だったなら「29(肉)の日」でぴったりだったのになあと、このマッチラベルを見ながら思ったのでした。 この肉は、やはり牛肉でしょうか? 今でも牛肉は贅沢な肉という印象ですが、当時はどういった人たちが、どういう時に食べていたんでしょうね。 調べると、戦国時代以降、健康回復や病気の養生食として食べられていたみたいですね。 江戸時代には彦根藩主が将軍家へ牛肉の味噌漬けを献上していたという資料もあるようです。 文明開化後には牛鍋が流行りだし、大正時代になると牛肉を食べることが一般にも浸透していったそう。 戦前期のマッチラベルにも「牛すき」や「ビフテキ(ビステキとも)」、牛の絵が描いてある精肉店のものが結構出てきます。 #マッチラベル #戦前 #昭和レトロ
マッチラベル 大阪 戦前showa_express
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ソース会社の社章が鉄道会社のマークなんかい
羽車ソースの会社はもともと明治時代にできたそうで、このマッチラベルの「羽車食品工業」という会社になったのは昭和9年だそう。現在も「ハグルマ株式会社」としてソースをつくってます。 残念ながら名前は聞いたことはあっても、現物をこの目で拝んだことはありません。 羽車という名のごとく、ボトルラベルに描かれたマークには車輪っぽいものから翼がはえてますね。 なんかこのマークどこかで見たような気がするなあ。 同社サイトによると、明治時代にこの会社の社長が親しかった南海電鉄(当時は南海鉄道)の社長にブランドのことで相談を持ちかけたら「うちのマークを使ったらいい」と言われ採用したのだとか。 そうか、この丸いのは鉄道の車輪。そこから翼がはえてる南海の初代マークなんですね。 既視感があると思ったのは、古い鉄道の資料でこのマークを見ていたからのような気がします。 ウィキペディアにある昔の南海社章: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Nankai_Railway_logomark.svg 南海のマークは変わってしまいましたが、経営的にも繋がりのない会社に現在も古い南海のマークが残っているのは味わい深い話です。 #マッチラベル #戦前 #羽車ソース #昭和レトロ
マッチラベル 大阪 戦前showa_express
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ひな鳥が1羽多い
今はもう「ネスレ」が完全定着してるけど、以前は「ネッスル」が日本での名称でしたね。 調べたら1994年に日本でも「ネスレ」になったようです。 だからか、「ねっする」を変換したら最初に出た候補は「熱する」でした。 そりゃまあ、そうか・・・ しかし、ネスレの製品が戦前から日本にもあったというのは意外でした。 ネスレ日本のサイトには1913年に日本支店が開設されたとあります。 日本に工場ができたのは1933年で、つくっていたのは練乳。 なのでこのチョコレートキャラメルは輸入品ということになりますね。 ところで、ネスレのマークの鳥の巣。 現在は親鳥1羽とひな鳥2羽ですが、このマッチラベルにはひな鳥が3羽います。 この世界でも少子化なのか!? #マッチラベル #戦前 #ネスレ #昭和レトロ
マッチラベル 本社・神戸 戦前showa_express