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喫茶・洋酒 バグダッドのマッチラベル
昔、名古屋にあった喫茶店「バグダッド」のマッチラベル。 結構デザイン的にいい雰囲気出てるかも。 戦前の喫茶店には店名や図柄が中近東っぽいものが何種類かあって、これもその一枚。 これはバグダッドですが、ほかにもモロッコとかエジプトといった中東の地名をそのまんま店名にしたものや、店名がスヰス(スイス)やブラジル、あるいは日本名なのに絵柄がモスクやピラミッド、中村屋のカレーなのに描かれているのはスフィンクスといった、知ってか知らずか、遠いアラビア方面への憧れと言うか、とりあえず異国風のデザインが用いられている例もあります。 今回のバグダッドというお店は千歳劇場南という所在地。 千歳劇場は以前は芝居小屋だったという名古屋の映画館で、現在なら地下鉄伏見駅直結の日土地ビルの裏あたりがその場所。 空襲で焼けましたが戦後復活し、昭和45年まで存在してました。 バグダッドはそのまま南に少し下がって、今の入江町通と桑名町通が交差する南西角にあったようです。 昭和8年の名古屋の住宅地図がネットに出ており、そこに載っていました。 #マッチラベル #戦前 #名古屋 #喫茶店 #昭和レトロ
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ソーセージの酒場
考えてみると、戦前のカフェーとか酒場では当然酒は飲めただろうけど、食べ物って何が出てきたんだろう。 大阪発祥のエロカフェーは飲み物はともかく食事は二の次だったそうだけど、カフェーがエロに走る前はソーセージやサンドイッチ、珍しいところではグラタンなんかも置いていたらしい。 そういう意味ではこの「ソーセージの酒場」はちゃんと食べるもんを出す飲み屋だったのかな。 本重町は現在の名古屋市中区錦1、2丁目。 錦というと栄というイメージだけど、1、2丁目はむしろ伏見エリアになります。 「新守座」は明治6年開業の芝居小屋で、その後「中京劇場(略して中劇)」という映画館になりました。 #マッチラベル #戦前 #昭和レトロ #酒場
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茶房中京のマッチラベル
裏表と背の部分がきれいに残された「茶房 中京」のマッチラベル。 趣味の写真とかNPC常設とあるので、店内で写真展を開いたり音楽を流したりしていた、なかなかに居心地の良さそうな喫茶店。 chugekimaeとあるのは名古屋の中京劇場と思われます。劇場の場所は現在の「りそな銀行名古屋支店」(錦2丁目、伏見駅エリア)だったそうです。 NPCは日本ポリドール蓄音機。 #マッチラベル #戦前 #喫茶店 #名古屋
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不二家洋菓子舗のマッチラベル
名古屋の伏見町にあった不二家のマッチラベル。 スペッシアルなサンデーということで、売る方も食べる方も力が入りますね。 不二家に限らず明治製菓や森永製菓は各地に直営店を展開しており、菓子の販売だけでなく、食事や喫茶・軽食を提供している店も多くありました。 所在地の伏見町は現在の伏見。広小路というのは今でも名古屋中心部を貫くメインストリートです。
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