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パロマ(5本入)
パンドール、グロリアと太巻の葉巻が定着する中で、初めて販売された国産の小型の葉巻(セニョリタス型シガリロ)である。 「パロマ」という銘柄は戦前に存在したが、本品は専売公社になって再発売されたもので直接の関連はない。スペイン語で「鳩」という意味で、覚えやすく、誰にでも親しまれることを意図して命名された。 【画像1】1967年1月1日~ 200円で発売開始 ☆「JAPAN MONOPOLY CORPORATION」名義 ・1968年5月1日~ 250円へ価格改正 【画像2】1974年1月頃~ ☆「JAPAN TABACCO CORPORATION」名義 【画像3】1975年7月頃 新価格品表示「np」マーク入り ・1975年12月18日~ 300円へ価格改正 ・1980年4月22日~ 330円へ価格改正 【画像4】1980年6月1日~ ☆専売公社社章変更 ◎日本たばこ産業株式会社発足 ☆「JAPAN TABACCO INC」名義 【画像5】1985年4月1日~ ◎新社章「JT」 ☆この頃より葉巻類にも警告文面が刷り込まれる。 【画像6】1988年10月~ 【画像7】シガーリング ・委託製造先や原材料などの変更が何度なく行われ、現在も「パロマⅡ」の名称で製造・販売が継続されている。
平型紙箱 岩崎 勇夫 1967年1月1日shirotanino
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チェリー(20本入)
「セブンスターよりもニコチン・タールを抑えた」軽くてうま味ある、日本初のアメリカン・ブレンド銘柄。 国産、海外産をふくめて数種のタバコ葉をブレンドし、「今までにないソフトブレンド」をキャッチコピーに発売され、多くのファンを得た。輸出品を含めて、専売制度開始以来四代目に相当し、専売局時代のデザインを復活させている。 マイルドセブンの登場まで、観光・記念タバコの銘柄はほぼチェリーで独占され、パッケージデザインを重視した「12本入り」も販売された。東日本大震災による生産体制見直しの影響をうけて生産が一時中断、その後、販売量が少なくなったことを理由に生産が再開されることなく廃止となった。 1970年3月15日~ ・100円で発売開始 封緘紙初期型 大阪万博会場にて試験販売される【画像1】 ・封緘紙変更【画像2】 1972年7月頃~ ・「健康に注意」の文言が入る【画像2】 1975年7月頃~ ・新価格品表示「np」マーク入り【画像3】 ・印刷用感知マーク刷込【画像4】 1975年12月18日 150円へ価格改正 1980年 4月22日 180円へ価格改正 1980年6月1日 ・専売公社証票変更【画像6】 1983年 5月1日 200円へ価格改正 1985年4月1日~ ☆日本たばこ産業発足 1986年5月1日~ 220円へ価格改正 1991年~ キングサイズに変更。包装形態追加 1997年4月1日~ 230円へ価格改正 1998年12月1日~ 250円へ価格改正 2003年7月1日~ 270円へ価格改正 2006年7月1日~ 300円へ価格改正 2010年10月1日~ 410円へ価格改正 2011年5月廃止
U字2型 岩崎 勇夫 2011年5月 1970年3月15日shirotanino