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エコー(20本入)-その2
日本たばこ産業株式会社発足以降のもの。 専売公社時代にはなかったさまざまな改変が行われる。 ◎日本たばこ産業株式会社旧社章 【画像1】専売公社時代のデザインを継承、賞味期限刷り込み 【画像2】封緘紙幅細に変更 ◎新社章「JT」・ ・以下末尾の数字は 「ニコチン/タール」表記 「警告文面小型」 【画像3】価格記号GI-13。 16/1.3(賞味期限 平成3.6) 【画像4】価格記号GI-13。 15/1.3(賞味期限 平成7.7) 「警告文面大型」 【画像5】価格記号GI-13。 14/1.1(賞味期限 平成9.3) 【画像6】価格記号GI-13。 14/1.2(賞味期限 平成11.6) 【画像7】価格記号廃止。 14/1.2(賞味期限 平成12.1) 「問い合わせ先電話番号刷り込み開始」 【画像8】 14/1.2(賞味期限 平成12.1) 《販売価格の推移》 ・1986年5月1日 130円 ・1998年12月1日 150円 ・2001年7月1日 170円
U字2型 高田定雄 2019年10月以降shirotanino
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ハイライト(20本入)-その1
「ホープ(ショートサイズ)」が発売されて3年後、フィルター付き・ロングサイズで「ハイライト」が発売された。デザインは和田 誠(1936-2019)によるもので、和田の出世作である。発売後2週間で4億本を売上げ人気の銘柄となり、以降、日本のタバコはフィルター付きが加速し、戦前・戦後発売の両切銘柄を駆逐することになる。 1967年には当時のソビエト連邦にも輸出されるなど、戦後の日本タバコ史に大きな足跡を残し、「ハイライトデラックス」・「ハイライトエキスポート」などのファミリー銘柄や「インターナショナル」などのライセンス銘柄を多数持ったのもこのハイライトが初である。 1960年6月20日~ ・70円で発売開始 【画像1】 1961年4月1日~ ・巻サイズ変更により用紙規格縮小【画像2】 1968年5月1日~ ・80円へ価格改正 新価格品として封緘紙一時変更 【画像3】 ・価格改正シールで新価格に対応したもの 【画像4】 1972年7月頃 ・「健康に注意」の文言が入る 【画像5】 1975年7月頃 ・新価格品表示「np」マーク入り 【画像6】 1975年12月18日~ ・120円へ価格改正 ・以降、印刷用感知マーク採用される【画像7】 1980年 4月22日~ ・150円へ価格改正 1980年6月1日~ ・専売公社証票変更【画像8】 1983年5月1日~ ・200円へ価格改正
U字2型 和田 誠 1960年6月20日shirotanino
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チェリー(20本入)
「セブンスターよりもニコチン・タールを抑えた」軽くてうま味ある、日本初のアメリカン・ブレンド銘柄。 国産、海外産をふくめて数種のタバコ葉をブレンドし、「今までにないソフトブレンド」をキャッチコピーに発売され、多くのファンを得た。輸出品を含めて、専売制度開始以来四代目に相当し、専売局時代のデザインを復活させている。 マイルドセブンの登場まで、観光・記念タバコの銘柄はほぼチェリーで独占され、パッケージデザインを重視した「12本入り」も販売された。東日本大震災による生産体制見直しの影響をうけて生産が一時中断、その後、販売量が少なくなったことを理由に生産が再開されることなく廃止となった。 1970年3月15日~ ・100円で発売開始 封緘紙初期型 大阪万博会場にて試験販売される【画像1】 ・封緘紙変更【画像2】 1972年7月頃~ ・「健康に注意」の文言が入る【画像2】 1975年7月頃~ ・新価格品表示「np」マーク入り【画像3】 ・印刷用感知マーク刷込【画像4】 1975年12月18日 150円へ価格改正 1980年 4月22日 180円へ価格改正 1980年6月1日 ・専売公社証票変更【画像6】 1983年 5月1日 200円へ価格改正 1985年4月1日~ ☆日本たばこ産業発足 1986年5月1日~ 220円へ価格改正 1991年~ キングサイズに変更。包装形態追加 1997年4月1日~ 230円へ価格改正 1998年12月1日~ 250円へ価格改正 2003年7月1日~ 270円へ価格改正 2006年7月1日~ 300円へ価格改正 2010年10月1日~ 410円へ価格改正 2011年5月廃止
U字2型 岩崎 勇夫 2011年5月 1970年3月15日shirotanino