江戸期 三ツ組杯 八つ橋&はだれ雪

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幕末頃の製作と思われる盃台と三つ盃の「三ツ組 盃」です。いわゆる正式な盃セットです。盃台の変り塗は、青漆を拝啓に松葉と菜種、少量の微塵貝を使った「八つ橋」と言われるものです。画像8の松葉一本が12㎜ですから、模様も細かいですね。きっちり角が立った美しい盃台です。

三つ盃の変り塗は卵殻、檜葉を使った「はだれ雪」です。こちらの出来も素晴らしいです。この時代のものは卵殻も非常に細かく砕かれており、ふわっとした雪のような仕上がりになっています。

これで日本酒を飲めば美味しい事請け合いです。

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