1991年頃製作 ポールセンスコーン別注 タッセルスリッポン

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1991年頃製作と思われるポールセン・スコーン別注のタッセルスリッポンです。素材は恐らく毛足の短いスタッグだと思いますが、画像6にのように滑らかで手触りの良いスエードです。ラストはローファー専用の184で、アウトソールは筆記体の刻印です。ベルグラビアに似たデザインですが、ヒール部分の革以外ワンピースになっています。タッセル部分のみスエード素材ではなく、カーフを使用していますが、華奢で室内履きのような雰囲気が漂います。
この靴の特徴は真っ赤なライニングです。ポールセンスコーンでは一度もこの真っ赤な仕様は見たことが無く、グリーンの靴では他にワイルドスミス別注の靴で一度見たことがあるのみです。恐らくかなり製作数の少ないモデルで、ポールセンスコーンの特別な注文だったと思われます。

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