1988-1989年頃製作 コードバンカーフ チェルシー

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1988-1989年頃製作のコードバンカーフのチェルシーです。通常のダークオークには見られない赤紫の色むらが良い雰囲気を出しています。旧グリーンの特長であるアンティークフィニッシュの面目躍如です。ラストはセミスクエアの88。カーフはとても薄手のもので、靴もかなり軽くなっています。アウトソールの刻印は大きなブロック体です。

「コードバンカーフ」…「コードバン」なのか「カーフ」なのか大変紛らわしいですが、間違いなくカーフです。「コードバンの雰囲気を持ったカーフ」という事なのだと思います。現在のグリーンでは作られてないようですが、立体感のある色の濃淡を作り上げた、この時代のグリーンの技術には感服します。実際、他のどのブランドもこの色合いに到達できませんでした。

チェルシーにも様々な靴がありましたが、ラスト88の美しさもあってまさしく傑作だと思います。

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