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ペタライト0.824ct
内包物が肉眼では見えず、カットが整ったほぼ完璧なペタライト。イエローやブラウンがかった石もありますが、こちらはカラーレスです。 大体ブラジル産。ペタライトは安価なのにこのような品質の石が見つかるため観賞用にはお勧めですが、傷はつき易いため、ジュエリーには不向きです。 鉱物名:ペタライト 宝石名:ペタライト 組成:LiAlSi4O10 重量:0.824ct 産地:Itinga, Minas Gerais, Brazil 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市大正区 2021年shm
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アンデシン-ラブラドライト0.514ct(ベキリィ産)
アンデシン-ラブラドライトは、プラジオクレース(斜長石)アンデシンとラブラドライトの層状構造(ラメラ)が成すシラー(厳密には"ラブラドレッセンス"といいます)のある宝石です。 ムーンストーンのシラーや、ペリステライトのペリステリズムと異なり、アンデシン-ラブラドライトのラブラドレッセンスはオレンジや黄色の光彩が見られ、人気が高く、時にムーンストーンに迫る価格で販売されることがあります。 この石はラウンドブリリアントカットなのですが、カットが甘く、新円ではないです。それだけ残念。 実はとあるジェモロジストの方と、この宝石及びペリステライトの光彩の呼称で話をしまして、私は「長石の中でもムーンストーンが別格なのだから、"シラー"を用いて良いのはムーンストーンだけじゃないか、他の2種の石の光彩にも"ペリステリズム"、"ラブラドレッセンス"という明確な呼称があるわけだから。」と申し上げたのですが、その方曰く「シラーという用語は、ムーンストーンでいうところの"シラー"、ペリステライトでいうところの"ペリステリズム"、アンデシン-ラブラドライトでいうところの"ラブラドレッセンス"を包含し、広義の意味で"シラー"を用いることは一般的であるため、いずれの鑑別書にも"シラー効果を認む"と書かれることが一般的。しかし、"ペリステリズム"、"ラブラドレッセンス"は狭義の意味で正解なので鑑別書にはそう書くことも可能。」 これは要するに、販売者側が、ムーンストーンのつもりで販売した石が実はペリステライトで、その鑑別書を作成してしまった時の逃げ道なのでは…、なんて邪推をしていますが、どうでしょうか。 鉱物名:フェルスパー 宝石名:アンデシン-ラブラドライト 組成:(Na, Ca)(Al, Si)AlSi2O8 重量:0.514ct 産地:Bekily, Androy, Madagascar 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2020年shm
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ペリステライト0.581ct(タンザニア産)
ペリステライトはフェルスパープラジオクレース(斜長石)の、Naが多く含まれるアルバイトと、アルバイトより若干Caの多いオリゴクレースがそれぞれ層を形成(ラメラ構造といいます)し、シラー(厳密には"ペリステリズム"といいます)効果を見せる宝石になります。 アルバイトムーンストーンと言われますが、本物のムーンストーンではないので、もしムーンストーンを入手されたい場合、シラー効果のある"オーソクレース"を狙って下さい(あちらはオーソクレースとアルバイトのラメラ。成分的にサニディンやアノーソクレースに近い)。ペリステライトはムーンストーンに比べてこの石レベルのクラリティ、カットであれど安価です。 鉱物名:フェルスパー 宝石名:ペリステライト 組成:NaAlSi3O8 重量:0.581ct 産地:Tanzania 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市大正区 2021年shm
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ストロマトライト化石(藻の化石)(ワイオミング州産)
米国ワイオミング州産の藻の化石で、年代は始新世(5000万年前頃)になります。 ストロマトライトは化石は世界各地で見つかりますが、少数ながら、オーストラリアやメキシコで現生するようです。 標本名:ストロマトライト化石 産地:米国ワイオミング州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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石英塊(晶洞多数)
京都府南丹市船岡鉱山の石英塊です。埋まっていたものを掘りおこしました。 未計測ですがボウリングの球より重い程度ですので、3kg〜と思います。 石の全ての面に複数の晶洞があり、割った場合さらに新しい晶洞が見つかるかもしれません。(割りませんが(^^;;) 光を当てたとき、石全体に反射して綺麗です。 鉱物名:クォーツ 和名:石英(水晶) 産地:京都府南丹市船岡鉱山
鉱物 南丹市 日本shm
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ウニ化石(フロリダ州産)
ウニといえばバフンウニのように刺々しい形状のものを想像しがちですが、このような形のものも多いです。これは化石ですが、このような形のものは今でも存在します。 これは約3000万年前の化石です。品種は調べきれませんでした(タコノマクラの仲間でしょうか?) 標本名:ウニ化石 産地:米国フロリダ州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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砂漠の薔薇(メキシコ産)
砂漠の薔薇は文字通り、砂漠にて発見されます。 成分はバライト(重晶石)か、ジプサム(石膏)で、この標本はジプサムによるもの。脆い。 水中のミネラルが周りの砂とともに結晶化したものなので、砂漠の薔薇がある場所は、かつてはオアシスであったことが多いです。 鉱物名:ジプサム(デザートローズ) 和名:石膏(砂漠の薔薇) 産地:メキシコ
鉱物 大阪市阿倍野区 2016年shm
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アンモナイト プラセンチセラス(モロッコ産)
アンモナイトのプラセンチセラス種は世界中で産出しますが、中でもカナダのアルバータ州で産する虹色の遊色があるものをアンモライトといいます。 これは遊色がない普通の化石標本ですが、形はまあまあ綺麗です。産地は西アフリカのモロッコ。 標本名:アンモナイト プラセンチセラス 産地:モロッコ
化石 岸和田市 2017年shm
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蛋白石(褐色/愛知県新城市棚山高原産)
植物の内包物を含むコモンオパールで、棚山高原産になります。何の植物片かは不明ですが、一見アンバーにも見えて味わいがあります。 割れてはいけないので、普段は水を満たした瓶に保存しています。 鉱物名:オパール 和名:蛋白石 産地:愛知県新城市棚山高原
鉱物 ネットオークション 2016年shm
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蛋白石(青/愛知県新城市棚山高原産)
ブルーのコモンオパール。こんなのが採取できたらその日は大勝利です。 オパールは乾燥にめっぽう弱いので、水に浸した瓶に保存しています。某所で、吹きさらしの外に置きっぱなしでヒビの入ったオパールを見て残念に思いました。 鉱物名:オパール 和名:蛋白石 産地:愛知県新城市棚山高原
鉱物 ネットオークション 2016年shm
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蛋白石(白/愛知県新城市棚山高原産)
奥三河は棚山高原のコモンオパールです。今でも少し採取できるみたいですが、私みたいな素人には厳しそうです。 たまにプレイオブカラーが煌めくプレシャスオパールがあるみたいです。採取できたら大勝利ですね。 自宅から車で休憩含めて4時間程度。微妙に行けるが戦果は望み薄なので行けないでいます。 鉱物名:オパール 和名:蛋白石 産地:愛知県新城市棚山高原
鉱物 ネットオークション 2016年shm
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貝化石(ブラキオポッド)
ブラキオポッドは腕足類といい、貝の中でも岩などに体をくっつけているものの仲間です。多分、現代においても生きています。 当標本は中生代白亜紀のもので、約1億年前〜6500万年前のものになります。 標本名:貝化石(ブラキオポッド) 産地:モロッコ
化石 ネットショップ 2016年shm
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スピノサウルス歯化石
肉食恐竜の中でも大型とされているスピノサウルスの歯化石です。最大で17m程度の大きさだったとされています。 割とよく知られた種であり、特に歯の化石はよく販売されているのを見かけますので、それほど珍しくはないです。 標本名:スピノサウルス歯化石 産地:モロッコ
化石 ネットショップ 2016年shm
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ノーチラス
オウム貝化石で、当標本はマダガスカル産になります。 およそ1億年〜6500万年前のもので、マダガスカルでは比較的よく採取されるもののようです。 マダガスカルではアンモナイトなど、巻貝の化石がよく発見されています。 標本名:ノーチラス 産地:マダガスカル
化石 ネットショップ 2016年shm
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貝と何かの化石
私が採取した中で一番変わった化石です。貝がついているのは確認できますが、貝だけではないような気がします。この化石が何かはわからないです。 一度専門家に持っていかないと、と思っております。 採取ポイントは和歌山県広川町。中生代の地層があり、隣の有田川町からは恐竜の化石も発見されているようです。 博物館が確実なのでしょうが、できれば同好の詳しい方に見ていただきたいです。 標本名:貝化石??? 採取地:和歌山県広川町
化石 和歌山県 2018年shm