Ypres (ベルギー)

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イーペルはベルギー、フランドル地方西部の都市で、中世はイギリスとの亜麻布(リネン)の貿易により栄え、同地方第3の都市に成長しました。その後、17・18世紀のハプスブルク家とブルボン家の争いなどにより町は徐々に衰退、第一次世界大戦では、連合軍とドイツ軍の激戦地となり廃墟となりました。現在のイーペルの町並みは、戦後、以前のものに近い外観で復興されたものです。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol.Ⅱ(1575年初刊)のラテン語版になります。

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