Toulouse (フランス)

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トゥールーズはフランス南部の町で、ガロンヌ川の両岸に発展しています。

紀元前3世紀頃はガリア人の町で、ワイン・小麦・金属製品の貿易拠点として栄えていました。その後紀元前107年にローマの侵攻によりその支配下に入りますが、413年になると西ゴート族の侵攻により西ゴート王国の首都となりますが、508年にはフランク王国の統治下に入ります。しかし、フランク王国の衰退に伴い629年以降トゥールーズ王国として独立しましたが、1271年にフランス王国に併合されます。商業的には、14世紀の貿易の繁栄、15・16世紀の藍染料産業や印刷産業の発展で大いに栄えました。

掲載の地図はMatthäus Merian作の「Topographia Galliae」(1655年初刊)所収のものです。

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