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『チキチキマシン猛レース』DVDコレクターズボックス
1970年代に放映され、あまりにもやりたい放題な日本語吹き替え版のおかげで人気作となったハンナ・バーベラ・プロダクション制作のテレビアニメ。 キャラクターの名前も日本語版スタッフによりすべてつけ直されているので、本国のキャラクター名を言える方はかなり少ないんじゃないかと思います。 コレクターズボックスと言いつつ、中身は1000円で売られている通常DVDとなんら変わらないので、特にボックスを買う必要性はありません。 本作のブラック魔王は『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男と並んで、アニメーションにおける大塚周夫氏の代表的キャラクター。 甲高い「かーみさまーっ!」や江戸弁の「するってーとーっ!」という言い回しは、一度聴いたら脳に焼き付いて離れません。 相棒ケンケンの独特な笑い声も、演出の高桑慎一郎氏とケンケン役の神山卓三氏によって生み出されたというのは有名な話。 ブラック魔王とケンケンが乗るゼロゼロマシンは一度も完走していない、と思われがちですが、ちゃんとゴールテープを切った話もあるのです。 近年リメイクされて有料チャンネルで放送されたとのことですが、その際ブラック魔王はご子息の大塚明夫氏が担当されました。
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『ポケット一杯の幸福』DVD
1961年アメリカ作品。 フランク・キャプラ監督。 リンゴ売りの婆さんアニーが娘に吐いた嘘を突き通すため、ギャングのボスを始め多彩なキャラクターが織りなすすったもんだの大騒動。 古き良きアメリカを体現したような、ヒューマンコメディの傑作です。 DVDでは本編137分の内、日曜洋画劇場版の吹き替え約93分を収録。 さすがは70年代の日曜洋画劇場だけあってキャストは名人揃い。 結構いいシーンが欠落しているので、できれば全編この吹き替えで聴きたかった! 大塚周夫さんはというと、なんとピーター・フォークをあてていますが、彼はこの作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされています。 どうしてもコロンボ=小池朝雄さんのイメージが強いですが、この作品ではギャングの子分という役柄で大真面目にコメディをやっているので、大塚周夫さんは適役だったと思います。 ギャングのボス二枚目デイブが「ちくしょう、喉が枯れてきたぜ」と言って酒を口に含んだ後、手下に向かって大声を出すシーンがあるのですが、デイブ役の柳澤真一さんがわざとらしくない程度に擦れた声で演じており、感心してしまいました。 声が原語と切り替わるので、柳澤さんとグレン・フォードの芝居がぴったり一致しているのがよくわかります。 本物の吹替え版としてお勧めできる作品です。
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『炎と氷 ~16世紀ヴェネチアからのラブソング』
指揮:Philip Thorby 演奏:Musica Antiqua of London 録音:2001年11月 National Centre for Early Music 指揮者のフィリップ・ソービーはイギリスにおけるルネサンス・バロック音楽の分野では有名な方らしく、演奏のMusica Antiqua of Londonも彼が創設したアンサンブルグループ。 ジャケットとタイトルのカッコよさに惹かれて購入。 何やら熱心な人たちのイラストが描かれていますが、これは16世紀イタリアで描かれた絵画『歌う人びと』。 まさに、収録曲が歌われていた時代の絵なんですね。 ラブソングと聞くと何やら大層ですが、日本でも歌謡曲で愛だ恋だがあるように、実際のところは恋愛を歌った世俗曲集といったところです。 イタリア語ではこれら16世紀に歌われたものを“マドリガーレ”と呼ぶようです。 全27曲で、短いものは30秒程度、長いものでも6分弱。 ボーカルはメゾ・ソプラノが一人。 楽器はリコーダー、ヴィオール、ルネッサンス・ギター、リュート等々と古楽器を揃えていますが、制作年代はすべて1970年代以降のものです。 当時のイタリア人の陽気さと恋愛に対する情熱を感じる楽しい曲が多くて、そしてなにより録音が抜群に良い。 こんなマイナーなものが、アマゾンではオンライン配信されているんだから、アマゾン恐るべしです。
クラシック音楽 Signum Records LTD, 2000円くらい?qqtys
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『荒野の七人』特別版DVD
1960年アメリカ作品。 ジョン・スタージェス監督。 この映画で一番好きなのが、「父さんたちは勇気がない!」っていう声が野沢雅子な男の子を、ブロンソンが説教するシーン。 「ずっと畑仕事をしているお父さんたちの方が勇気がある!」っていうセリフはものすごく感動した覚えがあります。 まぁ、結局大塚周夫さんの台詞なんですが・・・。
映画ソフト 20世紀フォックス 1000円ほどqqtys
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『ストリートファイター』DVD
1975年アメリカ作品。 ウォルター・ヒル監督。 タイトル通り、ブロンソンはストリートファイトの選手。 マネージャー役はジェームズ・コバーンで、声はもちろん小林清志。 TV放映時のカット部分にも吹き替えが追加収録されている安心仕様です。
映画ソフト ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 1000円ほどqqtys
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『ブレイクアウト』DVD
1975年アメリカ映画。 トム・グライス監督。 大塚周夫さんが演じるブロンソンの中では、個人的にもっとも好きなのがこの作品。 いつもの寡黙な役柄ではなく、おしゃべりで茶目っ気があって、大塚さんのキャラクターともピタリと合って実に楽しそう。 ロバート・デュヴァルをちゃんと森川公也さんがあてているのがいいのですが、映画の中ではいいとこ無しの損な役回りで、ちょっと気の毒。
映画ソフト ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 1000円ほどqqtys
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『ロサンゼルス』DVD
1982年アメリカ作品。 マイケル・ウィナー監督。 『デスウィッシュ』シリーズ第二弾。 ブロンソン映画ではおなじみジル・アイアランドが出演しています。 1作目と同じく、こちらもテレビ版吹き替え欠損部分を補完した吹き替えが収録。 しかし発売元はソニー・ピクチャーズではなく20世紀フォックスとなっています。 収録されているのはテレビ朝日版ですが、もう一つバージョンがあり、そちらは先日亡くなった藤田淑子さんがジル・アイアランドを吹き替えている。
映画ソフト 20世紀フォックス 1000円ほどqqtys
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『狼よさらば』DVD
1974年アメリカ作品。 マイケル・ウィナー監督。 ブロンソンの代表作となった『デスウィッシュ』シリーズ第一弾。 この頃はまだ擦れていないカージーさんがとても新鮮。 日本語吹き替えは、日曜洋画劇場版に追加録音した仕様になっています。 (ソニー・ピクチャーズはこれ以外のブロンソン作品でも、欠損部分を追加収録しています) “もっとも大塚周夫の声が似合う顔を持つ俳優”と、個人的に勝手に思っているスチュアート・マーゴリンが出演していますが、この作品では家弓家正さんがあてています。
映画ソフト ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 1000円ほどqqtys
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フジケンサウンド FF-128S
10年以上我が家のメインスピーカーとして使用している12cmフルレンジスピーカー。 現状では発売年月についての情報が無いのですが、元アイデン社員のron_riku氏のブログでこのスピーカーの詳細が書かれています。 https://ronriku2019.fc2.net/blog-entry-52.html 基になったのはアイデンのフルレンジユニットAF-50Sで、マグネットやフレームに若干の違いが見られます。 マグネット直径11cm、重量1.5kg。 10cmフルレンジ最強候補の一角と言っても過言ではないでしょう。 木工工作技術が無いので、当時一部界隈で盛り上がっていた塩ビ管スピーカーを参考にして作ったキャビネットに入れて鳴らしています。 フォステクスのFE系とは全く違う、粘りと厚み、落ち着きのある音が特徴で、リュートやチェンバロと言った古楽器を最高に魅力的に鳴らしてくれます。 ただ高域があまり伸びていないので、アンプ側で補正するか、スーパーツィーターを用意するのがいいでしょう。
オーディオ機器 フジケンサウンド ヤフオクqqtys
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映画『スコア』DVD
ロバート・デ・ニーロ主演の金庫破り映画。マーロン・ブランド演じる盗品バイヤーを大塚周夫さんが当てている。マーロン・ブランドはこれが遺作となった。 意外にもどうやら大塚さんのマーロン・ブランドはこれ一本らしい。 BD版に吹き替えが収録されているかは未確認。 ロバート・デ・ニーロは野沢那智さんで、二人の絡みは吹き替えでも見ごたえ十分。 大塚&野沢といえばアラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンだが、それはまた別の作品で。
映画ソフト 日本ヘラルド マーロン・ブランドqqtys
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諏訪根自子~バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
#CD #クラシック音楽 こちらは中々珍しいCD。2012年に逝去された日本のヴァイオリニスト、諏訪根自子さんの演奏によるバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ。録音は1978~80年にかけて行われている。 たまたまブックオフで見つけた時には思わずガッツポーズをしてしまった。 パルティータ第3番だけは、新世紀エヴァンゲリオン絡みで発売された『エヴァンゲリオン・クラシック4』にも収録されている。
クラシック音楽 キングレコード 5000円程度qqtys