周防大島球状閃緑岩

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領家古期花崗岩に属する花崗閃緑の一部に3〜4cmの球顆が密集して産出する。
【中央部】角閃石や黒雲母に富み黒い。
【周縁部】外側に向かって、斜長石に富む白い層と角閃石や黒雲母に富む黒い層が、同心円状に配列している。
花崗岩化作用により成長したものと考えられる。
<”山口県の岩石図鑑”から参考>

球顆形成のメカニズムは、溶けた花崗岩マグマの中で融点の高い黒雲母など有色鉱物が初めに晶出、これが核となって溶液中に浮遊します。斜長石等の白色鉱物が晶出する環境と、有色鉱物が晶出する環境を対流することにより、周囲に付加されて大きく成長し、同心球状の模様が出来たのかもしれません。

《コラム》
周防大島は瀬戸内のハワイと呼ばれています。気候や風景でハワイと感じられる場所は沢山あるのですが、周防大島はちょっと筋金入りです。日本とハワイ政府が取り決めた移民政策で、島民の1割がハワイに移住しています。その後、帰還された島民や、親戚がハワイ在住の島民も多く、役場の職員がアロハシャツを着ていたり、ハワイ的?なお店も多いようです。ミカン栽培が有名でミカン鍋は食べてみたい鍋料理の1つです。

#周防大島球状閃緑岩

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