コランダム

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Irdell Caunty North Corolina USA

出品者が30年以上前に購入したものです。
微細な白雲母の球顆の中央にコランダムが結晶しています。飛騨市羽根谷産のコランダムに産状が似ています。
高温でコランダムが形成された後、温度低下の際に基質のアルカリ長石の成分と水蒸気が反応して結晶の周囲は緻密な白雲母に変質します。丁度、コランダムを具に粘土鉱物で包んだイチゴ大福のような形状です。
Al₂O₃+KAlSi₃O₈+H₂O → KAl₂(AlSi₃O₁₀)(OH)₂
この白雲母の様に変成作用の温度や圧力条件が変化し、不安定になった異種鉱物の境界で成分が反応して新たな鉱物が生成した組織を”反応縁”と言います。

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