2022/1/8 鉱石の外見と中身
初版 2022/01/09 05:41
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2022/01/09
残念ながら写真撮影禁止ですが、「奥三河郷土館」の常設展示には、この地方で有名な鉱物産地の"田口鉱山"と"津具金山"の鉱物標本を見ることができます。閉山して年月を経た鉱山跡地では展示物のような新鮮で立派な結晶を見つけることは至難の業ですが、四十数年ぶりの現地見学です。
田口鉱山は、鉱物図鑑に載るルビーのように赤いパイロクスマンガン石を産出したことで有名です。鉱山区域の立ち入りは禁止のようなので、ズリから流れてきた鉱石を大野橋バス停辺りの沢で…真っ黒で重い石を探します。中身はピンク色や褐色のマンガンを含む鉱物です。
津具金山は、愛媛県市之川鉱山には負けますが立派な輝安鉱の結晶を産出したことで有名です。砂防堰堤近く鉱山遺構の周辺で…赤く錆びた重い石を探します。中身はギラギラの硫化鉄です。
paperminehunter
2022/01/09 - 編集済み博物館 目の保養になりますね
現地採集 さすがですね
津具は 行きましたが そのあたり 整地されてました・・・なかなかなかったです
上のズリらしき場所 表面採集では 全くなしでした
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prin
2022/01/09paperminehunterさんコメントありがとうございます。
大桑鉱山(津具金山)には砂防堰堤建設時に訪れたことがあります。当時、工事のためにズリが掘り返されて、鉱石がたくさん落ちていたのを覚えています。5cmぐらいの結晶した輝安鉱も落ちていました。鉱山遺構もコンクリートの塊がそびえていた記憶があります。半世紀近く経って風景の変化におどろきました。
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