超獣戦隊ライブマン 4

ライブマンのもとに強力な援軍が！
ブラックバイソンとグリーンサイの２人と２号ロボ・ライブボクサーを仲間に加えて、ボルトとの戦いはより熾烈を極める！

ライブマンに新たに２人の戦士が加わります。今のスーパー戦隊シリーズでは、当たり前になっている追加戦士ですが、このときは斬新で驚きましたね。(過去にジャッカー電撃隊のビッグワンの加入はありましたが)
さらに、追加戦士と一緒に登場した２号ロボのライブボクサーと１号ロボのライブロボが合体して、スーパーライブロボになるという、非常に熱い展開には燃えましたね。

なお、新たにライブマンに加わった、矢野鉄也(ブラックバイソン)と相川純一(グリーンサイ)は、かつて月形剣史(ドクター・ケンプ)から勇介たちを庇って凶弾に倒れた矢野卓二と相川麻理の弟たちなんですよね。
つまりこの２人の追加戦士は理不尽にも殺されてしまった兄、姉の復讐をするという強い意志があってライブマンになったわけです。
ここが結構重要なポイントなんですが、ライブマン初期メンバーの３人にとっても卓二と麻理は大切な友人であり、その命を奪ったケンプたちは許せない相手であるという点は一緒なんですが、彼らにとっては仇であるケンプたちもまた友人なんですよね。彼らがまだ、科学アカデミアにいた頃の回想シーンなんかを見るとその事が良く解ります。
また、豪がボルトから離脱して改心することが出来たのを目の当たりしていますし、憎い仇だとは割り切れないですよね。その辺りが鉄也と純一とは明らかに違うので、５人の想いは必ずしも一致してないというのが複雑なところです。

一方、そんなライブマン達をよそにボルト側では、ケンプとマゼンダが自らを強化、改造してどんどん人間からかけ離れていってしまいます。

果たして、この悲しい戦いの決着はどうなるのか？次巻がとうとう最終巻です。

 【サブタイトル一覧】
第30話 今ここに5人の戦士が
第31話 ママ！寄生怪物の叫び
第32話 ケンプ、血とバラの謎
第33話 がんばれ鉄ちゃんロボ
第34話 未来と今を駆ける恋！
第35話 勇介とケンプの約束！！
第36話 激突！友情のタックル
第37話 16歳ケンプ恐獣変身！
第38話 動く破壊兵器マゼンダ
第39話 守れ！宇宙の一粒の命