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地球の静止する日
先にフィギュアを展示しました50年代の名作SFです。人間と同じ姿の宇宙人クラートゥが円盤に乗って地球にやって来ます。彼はロボットのゴートを従え、地球へは平和の使者として来たのですが理解して貰えず侵略者扱い。やむなく彼は地球上の動力源を全て停止させ…というお話。 「ウエストサイド物語」の巨匠ロバート・ワイズが監督してるのが意外。近年キアヌ・リーブス主演で「地球が静止する日」としてリメイクされました。 #洋画 #SF #ホラー https://youtu.be/JzfYXvJ5jnI https://muuseo.com/omaharuge102/items/22
20世紀フォックス 5枚で1000円オマハルゲ
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頭上の敵機
名優グレゴリー・ペック主演の、第二次大戦の米空軍の航空部隊の活躍を描いた戦争映画です。ペックは本作でアカデミー賞候補となり、受賞は逃しましたが共演のD・ジャガーが助演男優賞を受賞。それなりに評価された名作と言えるでしょう。後にTVシリーズにもなっています。 吹き替えはと言うと、ペックはこの人以外ありえない城達也。FMラジオの長寿番組「ジェット・ストリーム」の担当で有名ですね。城さんのペックが聴けるソフトは「ローマの休日」「オーメン」とあと数作。意外と少なくて貴重な一本です。 本作は133分と少し長めの上映時間なんですが、吹き替えの部分は55分しかありません。吹き替えは再放送を重ねる度に削られてしまう場合が多いんですよね。2時間枠の放送で90分以上あったものが90分枠で再放送した結果70分程度しか残っていないという例は多いです。なので原語に切り替わるのは仕方ありませんが、それにしても半分以下しか残っていないのは極端です。権利元に残っていない時は録画しているファンに呼びかけて音源確保に協力して貰うという努力をしたりしますが、大手だとそこまで手が回らないようです。 ここ数年、音源を提供してくれるファンも多いので状況は改善されつつあります。意外な作品が吹き替え付きで発売されるようになりました。それでもメーカーの出すタイミングと音源所有者とのマッチングが上手くいかないと収録が見送られるのが歯痒いです。 #洋画 #吹替え #グレゴリー・ペック https://youtu.be/SCsubcfr9X8
20世紀フォックス 630円 ブックオフオマハルゲ
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明日に向って撃て!
名作西部劇の、メイキング等の映像特典付きの〈特別編〉です。主題歌の「雨にぬれても」も有名ですね。 主演は後に「スティング」でも共演するポール・ニューマンとロバート・レッドフォードで、フジテレビで放送された版を収録。声はそれぞれ近藤洋介氏、久富惟晴氏が務めています。近藤さんはウイリアム・ホールデンのフィックスで有名で、ショーンコネリーの副担当でもあります。久富さんは一時期日テレでアラン・ドロンを担当されていて、当館に展示済みの「パリは燃えているか」でもドロンを吹き替えています。もう一人、ヒロインのキャサリン・ロスは二宮さよ子女史。二宮さんは声優としてTV版の「ワンダーウーマン」の一期の主人公役を担当。(二期は由美かおる女史でした) フジテレビにしては意表を突いたキャスティングで、たまにこういった変則的な吹き替えがあるのも意外と面白いのかも知れません。とは言うものの、フィックスである川合伸旺さんと広川太一郎さんの二人の掛け合いも聴きたかったと思うのが率直な感想です。 #吹替え #洋画 #西部劇 https://youtu.be/bSljoRrBfPU
20世紀フォックス 560円 ブックオフオマハルゲ
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サウンド・オブ・ミュージック
ミュージカル映画の金字塔です。主演は「メリー・ポピンズ」でもお馴染みのミュージカル女優、ジュリー・アンドリュース。彼女が家庭教師として赴くトラップ一家の家長が名優クリストファー・プラマー。この二人とトラップ家の7人の子供の物語。「ドレミの歌」「エーデルワイス」など劇中の歌は名曲揃いです。4ページの小冊子が附属。 吹替えは1981年版と21世紀になって作られた「40周年記念」の2種類の新旧ソフト版が収録。旧版のジュリーの声はエリザベス・テーラーと並んでフィックス声優の武藤礼子女史が担当。プラマーは金内吉男氏です。新版は歌の部分も日本語で歌われる「ファミリー・ヴァージョン」で、ジュリーの声はミュージカル女優の島田歌穂、プラマーは声量抜群の布施明。長女の声は華原朋美という豪華なメンツ。 名作だけあって、地上波では武藤ジュリーはそのままにプラマーを井上孝雄、若山弦蔵が吹き替えた版があり、その上別キャストで収録された2011年版もあるそうです。ソフト版も「50周年記念」として「40~」から主役を差し替えたのもあるそう。「50周年記念ディスク」には以上6種類の吹替えが収録との事。いやいや、そこまで付き合いきれませんけどねw #吹替え #映画 #ミュージカル https://youtu.be/T8xCtBlXWWc
20世紀フォックス 600円 ブックオフオマハルゲ
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大脱走
他の館長さんも展示されていて今更感のある大メジャー映画ですが、「ステイ・ホーム」中に再見したので吹き替え作品としてアップします。 これはDVD版ですが、未入手のBD版にはカットされた大木民夫氏(捕虜の責任者ラムゼイ大佐役)のナレーションが復活して収録されているとの事。「カット」という点では数箇所「不適切用語」がある台詞の部分が唐突に原語+字幕という形で処理されていて興を削がれます。該当の台詞部分だけ消すとか、他に方法はあると思うんですけどね。断りを入れた上でそのまま収録というのがベストですけど…。BD版もそうなってるんでしょうかね。 因みにですが80年代前半までの放送では台詞がそのまま流れてましたが、その後の放送では巧みにシーンをカットして「なかった事」にされてましたね。苦肉の策でしょうがそこだけ気になってしまいました。 テレ東の「20世紀シネマ」枠で新録されましたが、中々頑張っていたと思います。それでも主役のマックイーンが安原義人氏だったのが受け入れられませんでした。 ※大脱走の陰で隣接する収容所で「跳び箱」に入り 偽装して庭のど真ん中からトンネルを掘り進める という痛快な実話「木馬」という作品もあったり します。(トロイの木馬が元ネタですね) https://youtu.be/ft3t5dRStyA #洋画 #吹き替え
20世紀フォックスオマハルゲ
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蠅男の呪い
「柳の下にドジョウ」という諺がありますが、一作目がヒットしたからと言ってホイホイ続編を作ってしまっては観客に飽きられるし、内容も尻すぼみになって行くのがオチ。そのいい例が本作ではないかと思います。 物質を電送する装置を研究している科学者が装置に紛れ込んだハエと一体化してしまう「蠅男の恐怖」。その続編では科学者の息子が父親と同じ運命を辿ります。と、ここまではよくある続編ですね。リメイク作である「ザ・フライ」も同様な続編がありましたしね。 しかし、三作目となる本作はもう、ハエ男なんかどっかにいっちゃってますww 科学者の孫が無理矢理研究を完成させようとして次々と醜いミュータントを生み出してしまうというストーリーなので、出て来るのはゾンビみたいな連中なのです。 まあ、目先を変えないとという気持ちは分かりますが、ハエ男はどこ行った? https://youtu.be/u6XqTeNWLNI #SF #映画 #最低
20世紀フォックスオマハルゲ