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カプリコン・1
「人類は月に行ってない」という陰謀論は根強いですが、本作は人類初の火星有人飛行を巡るお話。ロケットに不具合が起きて有人では打ち上げられなくなって困ったNASAは予算削減を危惧して無人でロケット発射、乗組員を脅して火星のセットで着陸シーンを捏造するけれど・・・帰還途中の無人のロケットが爆発、死んだ事にされる乗組員は身の危険を察知して逃走、彼らの運命や如何に? 主人公は一連の事件を追うジャーナリストのエリオット・グールド。声はサンダーバードの長男・スコット役でお馴染みの中田浩二氏。三人の乗組員のリーダー役は広川太一郎氏。乗組員を助けるオヤジ役で出演してるのがテリー・サバラスで、声は刑事コジャック以外ではフィックスの大平透氏。これだけでも十分豪華な声優陣ですが更にもう一人、リーダーの奥さん役で藤田弓子さんが。藤田さんと言えば「ミザリー」で怖い怖いキャッシー・ベイツの声を担当してましたね。放送したテレ朝の気合いの入れ具合が分かります。 #洋画 #吹替え https://youtu.be/Isv9kEIU-Q0
キングレコード 5枚で1000円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑯ 必殺仕事人Ⅴ・激闘編・旋風編・風雲竜虎編
必殺のTV版サントラ、最後は仕事人の三作品が収録されています。 激闘編は「初期のハードな路線に戻る」形で始まりましたが、あまり成功していない印象です。三人の“はぐれ仕事人”がセミレギュラーとなったものの、スケジュールの関係で梅沢富美男と笑福亭鶴瓶は数話のみの登場で終わり、ハードな話は受けが悪く路線変更となりました。内容に合わせてBGMもハードな曲が多くて好きなんですけどね。 残りの二作は視聴率が低下して旋風編からタイトルを変更して風雲竜虎編となったものの、かつての勢いがなくなって次の剣劇人で終了する事に。数年後に「激突」として復活はしますが続きませんでしたね。殺しのテーマのメインの旋律にピアノを持って来たのは珍しいので印象的でした。 前々から疑問なんですが、後期の仕事人は全部「Ⅴ」が付く表記となってますが何故なんだろう? #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/CFQM9Nj6gSg
キングレコード 2500円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑮ 必殺仕事人Ⅳ・Ⅴ/必殺橋掛人
必殺十九作は人気が安定し不動のものとなった仕事人四作目。レギュラーはⅢからそのままスライド、「受験生が殺すのは如何なものか」というクレームがあったからか、ひかる一平扮する順之助はサポートに回りました。 前作から主題歌はレギュラーの鮎川いずみが担当、BGMの雰囲気もパターン化されました。併録の仕事人五作目は主題歌を藤田まことの娘が担当して話題に。出演者では秀と勇次が卒業、新規加入の政と竜は二人の役割を踏襲した形です。 もう一作の併録は「仕掛人」ならぬ「橋掛人」。当時、沢口靖子の朝ドラ「澪つくし」に出演していた津川雅彦を主演に起用。津川氏は初期の必殺で殺される側で毎作品出ていたので、ファンには嬉しいキャスティングでした。主題歌も四回目の担当となった西崎みどり。こちらも無難な感じですね。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/JqcCcvgM2VY
キングレコード 2500円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑭ 新必殺仕事人/必殺仕事人Ⅲ
必殺十七作は人気がぶり返した仕事人の続編です。パターン化された話が多く、お茶の間に受けて視聴率は好調でしたが昔からのファンには不評でした。「昔のシリーズは暗い」「最近のはゆるい話ばかり」と新旧のファンが対立するようになったんですね。 BGMの方もオーソドックスな作り。女性に人気があった三田村邦彦を主題歌に起用、出陣の曲が以降の作品に流用され、必殺を代表するお馴染みの曲となりました。 併録されているのが仕事人三作目。受験生が仲間に加わるという異色作ですが、たびたび理由を付けて仕事に不参加という展開が多く、拍子抜けでした。殺しの曲は頭に「パラパ~」とトランペットが入る形に定着されました。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/BhePv_9cuOU
キングレコード 2500円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑬ 必殺仕舞人/新必殺仕舞人
必殺十六作は山田五十鈴に変わって京マチ子が女殺し屋で登場した仕舞人。からくり人同様、旅をしながらの物語です。 殺しのテーマは主題歌のアレンジが使用されるのが殆どですが、今作では出演者の本田博太郎が歌った主題歌アレンジの曲は使用されていません。殺しのシーンでは仕掛人の「荒野の果てに」のアレンジ曲が使用されています。折角録音もされているのに勿体なかったと思います。ボツになったその曲は必殺のスペシャル番組で初めてお茶の間に披露されましたが、それ一回のみでした。 併録されているのは仕舞人の続編。こちらは主題歌担当三回目の西崎みどりの歌うアレンジの曲がちゃんと使用されています。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/g0yTVVYxLS0
キングレコード 2500円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑫ 必殺仕事人/~・激突
必殺十五作目は仕事人。前作の視聴率低下で打ち切りの話も出て、原点回帰で「これで最後かも」という意気込みで作られ、人気が回復しました。役は違うものの、元締めがいたり浪人が仲間になるなど中村主水と仕掛人が合体した様な設定です。結果的に必殺で一番長い回数の作品となりました。 音楽面では平尾昌晃が復帰、主題歌を民謡歌手の金沢明子が歌う、三田村邦彦による挿入歌、等が話題となりました。BGMも原点回帰でオーソドックスな仕上がりです。 併録は必殺の最終作「激突」ですが、曲自体は流用で占められています。この後必殺は長い眠りに就きます。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/8ZagqK3edPE
キングレコード 2500円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑪ 翔べ!必殺うらごろし/必殺渡し人
必殺十四作目は意表を突いた“オカルト時代劇”でした。それまでの○○人という呼び名はなく、社会から受け入れられない一行が怪奇現象の裏に隠された恨みを晴らすという異色作。主に明るい昼間に殺しが行われるのもそれまでにはないパターンです。中村主水のシリーズである程度「やりきった」感があったので、マンネリを嫌ったスタッフの挑戦的な一作ですね。残念ながら異色過ぎて視聴率は急降下しましたが。 音楽では森田公一に続いて比呂公一が務めています。比呂氏は植木等の息子さんだそうです。オカルトを題材にしているにも関わらず不気味な曲は殆どなく、明るめの曲や痛快な曲が多いのが意外。しかもトランペットやギターなどの楽器はメインから外され、シンセを積極的に使用する事で差別化が図られています。 併録された渡し人は平尾氏が作曲に復帰後の作品で、高峰三枝子や中村雅俊といったそれまで必殺には無縁だった人を起用した「必殺20作記念」の意味合いが強い作品でした。オリジナルの殺しのテーマが前半で差し替えられたのが残念です。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/TygzfGlZMGw
キングレコード 2500円オマハルゲ
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必殺サントラ全集⑩ 江戸プロフェッショナル・必殺商売人/必殺からくり人・富嶽百景殺し旅
必殺十二作目にして初めてそれまで作曲を担当していた平尾昌晃が外れました。自身が歌った「カナダからの手紙」が大ヒットしたため、多忙を極めていた時期でした。代わって作曲をを担当したのが「青春時代」のヒット曲で知られる森田公一です。 今までと雰囲気が変わったBGMですが、小林旭が歌う主題歌がドラマのラストから流れる演出が目新しく印象に残っています。 続くからくり人の第四弾にもそのままBGMは使われています。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/Mdwqbu-aIrQ
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必殺サントラ全集⑨ 新必殺仕置人
必殺シリーズ十作目はファンの間で最高傑作と言われている仕置人の続編です。主水の最高のバディーである「念仏の鉄」が再登場しました。殺しを競りにかける「寅の会」という設定も斬新です。 音楽的にはオーソドックスな構成の曲が多いですけど、出陣のテーマ曲が後のシリーズで殺しのテーマに使用されて汎用度が高い印象です。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/d0JJ_yQUNtE
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必殺サントラ全集⑧ 必殺からくり人/~・血風編
必殺の第八弾は中村主水以外で1クール放送の初の作品、からくり人です。仕事屋では元締め扱いだった女性の殺し屋でしたが、本作では主役として山田五十鈴が演じています。 音楽の面ではディスコ調の曲やデキシー・ジャズっぽい明るめの曲が多いのが特徴ですね。一転殺しのテーマはチター(?)が使われて、従来のテーマとは雰囲気が違います。ワンパターンに陥らないのが流石必殺です。 続く九作目のからくり人・血風編も併録。製作上の問題で急遽企画されたそうなので曲自体はからくり人からの流用になります。主題歌を歌った川谷拓三の歌声が渋いです。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/z1irqovMuKo
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必殺サントラ全集⑦ 必殺仕業人/新必殺からくり人
必殺七作目は仕業人。指名手配されてるが故に最低の生活をして身を隠している浪人役の中村敦夫が加わって金だけで繋がった世知辛い設定の作品でした。 面白いのは殺しのテーマが微妙に演奏が異なる4パターンあるという点。他の作品にはない特徴です。また、初めて荒木一郎による「西陽のあたる部屋」という挿入歌が使われましたが、数回しか流れなかったのが残念。 併録の新必殺からくり人は次回展示するからくり人の続編で流用曲がメインであり、主題歌アレンジによる殺しのテーマが作られなかった作品の一つです。折角の主題歌が勿体ないです。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/RBvV31NPsTA
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必殺サントラ全集⑥ 必殺仕置屋稼/必殺まっしぐら!
必殺の第六作は沖雅也が仕置人以来別役で復帰した仕置屋。いよいよ中村主水が主人公らしくなって来た作品ですね。殺しのテーマは演歌調で、哀愁を帯びたサックスが印象的です。この曲を演奏したのが何と大御所のサム・テイラーと知って驚きました。氏は前作の仕事屋でも演奏したそうで、ギャラは幾らだったのか気になります…。海外の大物アーティストまで参加していた必殺、侮れません。 併録の「まっしぐら!」は流用曲が殆どで、主題曲のアレンジが2曲のみ収録されています。 #必殺 #BGM #サントラ https://youtu.be/VLTDQszyam8
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突破口!
ドン・シーゲル監督、ウオルター・マッソー主演のアクション映画です。 食い詰めた元曲芸飛行士が、足が付きにくい田舎町の小さな銀行だけを狙って強盗を繰り返す生活を送っています。今回も仲間と4人組で銀行を襲うんですが、奪った金があまりにも多いのに不審感を抱きます。その金はマフィアの裏金で、警察とマフィアから追われる羽目に陥ったのでした。 冒頭からいきなり強盗のシーンから始まり、仲間の一人と相棒である妻が銃撃で死亡、若手と二人で逃走を図るものの、マフィアが放った殺し屋に狙われ…というノンストップの手に汗握る展開です。 冴えない中年親父の主犯格がマッソー、声は左右田一平氏。昭和40年代に時代劇で有名になった俳優さんで、晩年は市原悦子主演の「おばさん刑事」シリーズで初老の同僚刑事を演じていました。ぶっきらぼうで自分の事を「ワシ」と呼ぶ小悪党の役にピッタリの声だと思います。 どうやって危機を脱するのか、まさに「突破口」はどこか、気になりますね。 #洋画 #吹き替え https://youtu.be/TxaqjQWQVAk
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007 女王陛下の007
007シリーズ6作目。前作までのショーン・コネリーに代わって二代目ボンド役がジョージ・レーゼンビーになりましたが、評判があまり良くなくこの一本のみ。態度がデカいとスタッフからも嫌われてたそうですね。 ボンドの声は若山さんが続投、という訳にはいかず、二枚目と言ったらこの人、広川太一郎氏が起用されました。本作のボンド・ガールはダイアナ・リグ、声は田島令子女史。ボンドと結婚するというキャラでしたが、最後は悲しい別れとなりました。敵役のプロフェルドはテリー・サバラスが演じ、放送されたのがTBSだったので刑事コジャックでお馴染みの森山周一郎氏が吹き替えてます。 個人的にボンド=コネリーなので、続いて発売されたBOX-SETは購入しておりません。ただこの作品の次の「ダイアモンドは永遠に」はコネリー主演に戻ったので、これだけ単品で購入しようかと考えてます。 #洋画 #吹き替え
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007 007は二度死ぬ
007シリーズ5作目。日本が舞台です。ストーリーは原作と大きくかけ離れてるそうです。 日本の諜報機関と組んでスペクターの基地を殲滅するという本作、日本から丹波哲郎、浜美枝、若林映子が出演してますが、丹波氏と浜女史は本人が吹き替えを担当しています。これは珍しい。 若林さんだけ引退状態だったので小宮和枝さんが吹き替えてます。若林さん、死亡説が流れていたそうですが、近年になってインタビューに答える形で当時を回想してました。 ロケ地の姫路城でスタッフが傷を付けてトラブルになったりもしましたが、火口内の大きな敵基地に忍者の登場と、本作から段々スペクタクル溢れる派手な内容になって行ったのではないでしょうか? とうとう宇宙にまで行くようになるしw #洋画 #吹き替え
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