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太陽の怪物
先にフィギュアと関連映画のビデオを展示している作品を、ようやく展示出来ます。説明が重複しますがご容赦を。米国製のB級SFです。実験で放射能を浴びた科学者が日光に当たると全身の皮膚がウロコ状の怪物に変身してしまうというストーリー。 この作品は新東宝の社長の座を追われた大蔵貢が作った「大蔵映画」にて、「沖縄怪談逆吊り幽霊・支那怪談死棺破り」という長いタイトルの映画と併せて「世界怪談集」という触れ込みで公開されました。一見ポスターを見ると三本立ての興行に見えますが、実際は二本の映画だったという詐欺まがいのやり口ですw 因みに本作はコメディーとして作られた短編の続編まであるそうです。 #洋画 #SF #ホラー https://youtu.be/4AZQksTf41I https://muuseo.com/omaharuge102/items/28 https://muuseo.com/omaharuge102/items/295
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原爆下のアメリカ
50年代は冷戦真っ只中。当時はいつ第3次世界大戦が起こってもおかしくない状況だった訳で、核戦争への不安が高まっていました。そのような背景で作られたのが本作。 6人の男女がバーで飲んでいると臨時ニュースが流れ、アメリカが侵略されたという。アメリカは大混乱に陥り…という内容なんですが、ラストは「…という事になったら大変だよね」で終わります。「もしこうなったら」という一種のシミュレーション映画ですね。 日本では戦争で人類の文明が終末を迎えるという「世界大戦争」という映画が作られましたが、アメリカでは警鐘を鳴らす意味でこの作品が誕生したようです。 #洋画 #SF https://youtu.be/XfaC0r8HrCw
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顏のない悪魔
尻尾のように脊髄の付いた脳味噌に触角と枝のような足がある怪物が登場するSF映画です。日本では半分近くカットされた短縮版での公開でありました。 ある教授の研究によって、人間の潜在意識が実体化した怪物は最初、透明な姿で人間を襲います。従って犠牲者は一人でもがき苦しんで倒れて行きます。ラストに実体化した怪物が群れをなして現れるシーはストップモーションのアニメで描かれます。低予算の映画と思ったら、意外と丁寧に時間をかけた特撮でした。 犠牲者の首筋に飛び付いて巻き付く脳味噌の怪物は不気味であります。イギリスでは一部のシーンがカットされ、公開中止になった国もあったそうで、気色悪くてゾッとさせる雰囲気があるのでやむなしという事でしょうか。今見ると微笑ましいくらいの内容なんですけどね。 #映画 #SF #ホラー https://youtu.be/rTLRyLnqCH4
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燃える大陸
墜落したロケットを捜索しに南の島に向かった一行が恐竜に遭遇する話です。日本では未公開の作品です。主演は日米合作映画「緯度0大作戦」で悪役マリクを演じ、TV版バットマンでジョーカー役のシーザー・ロメロです。 本作では人形アニメで登場する、草食恐竜であるトリケラトプスなんかが狂暴な姿なので多少違和感があります。しかし、恐竜の研究が途上の1951年度作品なので仕方がないでしょう。 所謂低予算のB級特撮ですが、特撮は頑張っていると思います。 #映画 #SF #ホラー https://youtu.be/CU687NZqjOo
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カルティキ~悪魔の人食い生物
本作は珍しいイタリア製の怪物映画です。古代マヤ文明の遺跡を調査していた科学者たちが伝説のアメーバ状生物「カルティキ」に襲われるというストーリー。 後ほど展示しようと思いますが、アメーバ状の生物が登場する映画は本作の他に「怪獣ウラン」「人喰いアメーバの恐怖」があります。どちらもスライム的なゲル状の姿でしたが、本作のカルティキはというと、どちらかといえばボロ雑巾(失礼w)。しかしながらぐんぐんと成長していく場面は迫力があります。対カルティキに投入される戦車が市販のオモチャの流用というのはご愛嬌。 スタッフに後のイタリアホラー界の巨匠と呼ばれるマリオ・バーヴァが参加しているように、気合いの入った一作に仕上がっています。 https://youtu.be/h96G9u6g4Ps
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紀元前百万年
1940年という、第二次大戦直前に作られた原始時代を舞台にした特撮作品が本作。主演は名作西部劇「荒野の決斗」に出演した名優ヴィクター・マチュアです。 原始時代であるにも拘らず恐竜が出て来るのはご愛嬌。しかもその恐竜たちはイグアナやトカゲ類を合成するお手軽特撮。唯一ワニの背中にヒレを付けたのが登場しますが、どう見てもワニです。それでも時代を考えたら迫力ある映像に仕上がっています。 トカゲ恐竜のシーンは60年代まで様々な映画に流用された事からも分かる通り、一定の評価を与えられているという証です。 https://youtu.be/pfir7v6jij8 #洋画 #SF #ホラー
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最後の海底巨獣
低予算でも最低限のお約束を守っていれば、「B級だけど頑張ってるな」と、印象はよくなります。しかし欲を出してやり過ぎると盛大なツッコミが入る事になります。 南の島の海底で肉食恐竜のティラノサウルスと草食恐竜のブロントサウルスが「氷漬け」で発見され、おまけに原始人までも纏めて落雷で甦り…って、おい! 南の島の海底で氷漬け??? なんじゃその設定w クライマックスのティラノ対パワーショベルの決戦は低予算ながらいいアイディアなんですがね。かつてビデオが「ダサイナザウルス」というタイトルで発売されていたのも無理からぬ映画です。 https://youtu.be/aY3Spw0_Ouw #SF #映画 #最低
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